『淫魔王女対凡人』

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本SS(短編小説)は、2004年から2015年ごろまでWisper様に掲載されていた作品です。

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村に近づくにつれ、霧が濃くなる。

「嫌な霧。」

美沙緒は吐き捨てるように言った。

「強い妖気を感じますわ。」

しばらく黙り込んでいた春香が、そう返した。

「近くに敵が伏せているのかもしれない。気をつけないと。」

先頭を歩いている萌が言う。

「私、昨晩、ひどい夢を見ましたの。とても恐ろしい夢でした。」

と、春香。

美沙緒は、その夢がどんなものか容易に予想できた。

それは、夢というよりも、あり得る最悪のケースだった。

「春香、何ビクビクしてるのよ。大丈夫、何も心配ないわ。今までだって、3人で力をあわせて、乗り切ってきたじゃない。」

「そうだよ、春香ちゃん。美沙緒ちゃんの言うとおりだ。」

美沙緒は、後ろから春香の両肩をぽんと叩いた。

「悪魔なんか、コテンパンにしてやればいいのよ!」

「そうだよ、春香ちゃん!」

「私は、秀麿さんが心配なのです。」

「大丈夫だよ、春香ちゃん。秀麿さんは、悪魔に負けちゃうような人じゃないよ。」

春香と萌の声を聞きながら、美沙緒は、秀麿のことを思い出した。

きっと春香の夢では、秀麿は淫魔の奴隷になってしまったのだろう。

彼とは特に親しい仲ではなかったが、この世界では同業者のため、何度も会っている。

秀麿は、スポーツマン風でもなければ、秀才風でもなかった。

しかしなぜか、話せば心がなごんでくる。

そこが、彼の不思議なところだった。

ただ雑談するだけで、安らぐ。

美沙緒は、いいストレス解消相手だと思っていた。

美沙緒は密かに、次に彼と会うことを楽しみにしていた。

そしてそれ以上に、美沙緒が彼に拘る理由がある。

『秘密の計画』を実現するためには、彼は不可欠な存在だったのだ。

最後尾を守る美沙緒の目は、一瞬遠くなった。

「悪魔なんかギッタンギッタンにして、根絶やしにしてやるわ。」

「美沙緒さん、とっても頼もしいですわね。」

春香の声が、少し明るくなった。

それから10分ほど歩いて、3人は村の入り口についた。

濃い霧で、数m先も見えない。

「・・・”森と泉の村、ラサへようこそ”・・」

萌は、村道の脇の立て札を読み上げた。

「濃霧と悪魔の村に変えたほうがいいわね。」

美沙緒は自慢の毒舌を発揮してみせる。

「春香、あなたもそう思うでしょ?」

美沙緒が春香を見ると、彼女は村道の続く先を見据えていた。

「春香、どうしたのよ。」

春香は答えない。

「春香ちゃん。」

「春香。」

美沙緒が春香の両肩に手をあてて、ようやく春香が返答した。

「奥に三匹います。ものすごい力をもった悪魔が。こんな相手、初めて・・」

萌と美沙緒は、同時に剣を抜いた。

春香も、弱弱しく防御魔法の詠唱を始める。

「悪魔なんて皆八つ裂きにしてやるわ!」

「敵はこの先にいるんだ。きっと秀麿さんもそこに・・」

春香が防御魔法を唱え終わると、3人の体は一瞬聖なる光に包まれた。

3人は互いに目を合わせると、村に入り込む。

霧が濃すぎて、すぐ近くの家でも屋根や2階が見えない。

周囲を警戒しつつ、3人はゆっくり進む。

しばらく歩いて、萌が足を止めた。

残り2人も動きが止まる。

「どうしたの、萌。」

「何だろう。水の音がする。2人とも静かに。・・ほら、聞こえる。」

「気をつけてください。とても近くに悪魔がいます。きっと、私たちの様子を伺っているんですわ。」

春香は声を押し殺して2人に告げる。

「春香ちゃん、近くって、敵の方向は?」

「水の音の方向です。すごい力を感じます。」

3人の少女は水の音に引き寄せられるように、また歩き始めた。

霧の中から、小さな噴水とベンチが現れた。

噴水の傍に、背負い袋と鎧があった。

「あっ・・!」

萌は驚きの声をあげた。

「これは、ヒデ君の鎧よ!」

美沙緒は、駆け出して鎧のそばまで来る。

剣を鞘に収めかがみこみ、脱ぎ捨てられた鎧に触った。

「間違いないわ!これは、」

美沙緒がそこまで言ったところで、彼女をはさみこむように、二つの爆発が起こった。

「美沙緒ちゃん!」

「美沙緒さん!危ない!!」

爆発による煙が消えると、2人の女性が、美沙緒の左右に姿を現した。

「ごきげんよう。」

「予想通り、素直で可愛らしい子ばかりですわね♪」

美沙緒はしりもちをついて、あとずさる。

「そう怯えなくても大丈夫ですわ。美沙緒さんのお相手は私たちではありませんから、痛い思いをすることはなくてよ♪」

美沙緒の右の現れた女性は、20代後半の温厚な顔立ちだった。

王女のような純白のドレスに、山吹色のマント。

両手には装飾の施された2m近い魔法杖。

左の女性は、美沙緒たちより若干年上で、20才くらいに見えた。

ポニーテールで凛々しい容姿。

表面が水のように波打つ、漆黒の全身用甲冑を身に着けている。

兜はなかった。

「悪魔めっ!」

萌はそう叫ぶなり、飛び込んで、甲冑の女に切りかかる。

萌は悪魔の頭を狙い、大きく剣を振り下ろす。

剣が敵の頭を叩き割る直前、漆黒の刃がひらりと舞い、萌の剣を受けた。

萌の剣の動きが止まる。

「うっ!?」

萌が次の動きに入る前に、もう一つの漆黒の刃が目にもとまらないスピードで彼女の鼻先に突きつけられた。

「う、ううっ、くぅっ。なんてやつだ!」

「気の早いお嬢さんだ。ルールを説明する前に切りかかってくるとは。」

2つの剣で動きを封じられ、萌は動けない。

生殺与奪の権を、相手に握られてしまった。

「今からセリナがルールを説明する。その間に少しでも変な動きをしたら、自慢の顔をめちゃめちゃにするからな。」

淡々とした、実に余裕のある口調で、甲冑の女は萌を脅迫した。

「まず、自己紹介からですわね。私はセリナ・エト・サイーナ・セルシェイド。セルシェイド家頭領サイーナの86番目の子。こちらの騎士は、我が妹、メル・オム・サイーナ・セルシェイド。サイーナの87番目の子。そしてもう一人。サイーナ88番目の子、ミルバ・エル・サイーナ・セルシェイドは、この先にいます。」

「ずいぶんと長い名前、それに子沢山ですのね。」

春香がつぶやくように、小声で言う。

「人間と比べれば、少し多いかもしれませんけれど、下々のものに比べれば、ずっと少ないのですよ。」

「あいつらは、基本的に子作り以外はしないからな。」

メルという悪魔が言った。

「・・では、あなたたちは、子作り以外のこともするのですね。」

「そうだ。我々には、戦い、征服し、統治するという高貴な義務があるのだ。」

「あんたたちのせいで、どれだけの人が迷惑被ってるのか、分かってんの!?」

美沙緒はいつの間にか、春香のそばまで下がっていた。

「素直に征服されてしまえば、迷惑もなにもあるまい?」

「そうはさせないわ!!」

「おやおや、元気いっぱいで羨ましいですこと。美沙緒さん?あなたは特別に、私の妹にしてあげてもいいのですよ。」

「冗談じゃないわ!」

「冗談ではありません。秀麿さんは、あなたに好意がありました。あなたが淫魔になれば、秀麿さんはずっとあなたと一緒にいることができます。もっとも、あなたの立場は妾ということになりますが・・フフフ。」

「いいかげんにして!そんな話聞きたくないわ。」

「我が妹ミルバは、秀麿さんと契りを交わしました。もう、彼の心には、ミルバのことしかありません。」

3人の魔法戦士は、凍りついた。

「心も体も、2人はひとつ。あなたたちは淫魔を倒すための訓練を受けたと聞いています。でも、あなたたちの今度の敵は淫魔でも、魔物でもありません、秀麿さんと我が妹ミルバの愛なのです。楽しいことになりそうですわ。」

「愛って。愛ですって。それはいったい、どういうことなのですか。」

春香は、今にも泣き出しそうな震える声で言った。

「美沙緒さんに、それを確かめて頂きます。春香さんと萌さんには、私たちと戦ってもらいます。春香さんの相手は私、萌さんの相手はこちらのメル。一対一の勝負。誰かが倒れれば、二対一に。そして、春香さんと萌さんが戦っている間、美沙緒さんには、ミルバの虜になった秀麿さんと戦ってもらいます。」

「フフフフフ。実に愉快、愉快。」

メルが、こらえきれずに笑いを漏らした。

「どこが愉快なんだ!どうしてそんな酷いことをするんだ!」

萌が叫んだ。

「うるさい小娘だ。お仕置きしなきゃね。たっぷりといためつけてやる。」

そういってメルは萌を睨みつけた。

「それでは美沙緒さんに、ミルバと秀麿さんを探してもらいましょうね。近くの家にいるはずです。急いで探して助け出すのですよ。さもないと、萌さんと春香さんを淫魔しちゃいますからね♪」

「そんなこと、させない!」

「ほら、だったら走ればいい。さっさと探せ。」

「分かってるわ!探せばいいんでしょう!!」

美沙緒は半狂乱になって怒鳴り散らすと、駆け出して霧の中に姿を消した。

「オホホホホ、とっても楽しいお遊戯の始まりですわ。どんな結果になるかしら!」

美沙緒は背中で、セリナの恐ろしい言葉を聞いた。



今朝まで、僕はミルバと繋がっていた。

徹夜で繋がったせいか精も根も尽き、早朝、ミルバの身体と離れると、すぐに深い眠りに落ちた。

今日は魔女っ子ナイツが来る日だ。

彼女たちは、僕を助けに来る。

彼女たちにも、ミルバにも傷ついて欲しくない。

そして、ミルバとは離れたくない。

ミルバは今、この部屋にいない。

僕だけが、ダブルベッドでごろりとしている。

左右の足首には、ピンク色の鎖がからみついている。

この鎖は、床の上の大きな2つの鉄球に繋がれ、僕を逃がさないようになっている。

あの身体、あの姿、僕はもう完全にミルバの虜だ。

そして、どんなに搾られても満足できない飢えた体にされてしまった。

もっと、もっと。

おねだりしか知らない子供のように、求める。

ミルバの膣を求める。

僕の命を吸い尽くす、淫らな愛に溢れた膣。

「さあ、満足したでしょう?これで、おしまい。」

「いやぁ、だめぇ・・もっともっと、たくさん犯して下さい・・」

今朝のことを思い出した。

騎上位でまたがる彼女の足の付け根に、僕は、手をあて力を入れる。

「ダメよ。ダメだってば。もう、おしまい。これ以上続けたら、本当に死んでしまうわよ。」

僕を犯していた彼女は腰を持ち上げ、ペニスを引き抜く。

引き抜くと、おびただしい量の精子が、陰唇からどんどん溢れ出す。

精子たちは、ミルバの太ももをつたって流れを作ったり、陰唇から直にシーツへ垂れたり。

「死にたいです。あなたに全部注ぎ込んで、尽き果てたい。心も、体も、全部あなたのものになりたいんです。もう、殺して。全部、奪って。何もかも。あなたの体の一部になりたいんです。」

「まあ・・こんなだらしない色狂いの勇者の命など、いりません。しばらくお休みなさい。精力が溜まったら、またお相手してあげるわ。」

ミルバはそういって部屋から出たきり、姿を現さない。

淫魔だなんて、嘘だ。少なくとも、僕の前では彼女は淫魔なんかではない。

僕を癒してくれる、愛と美の女神様なんだ。

ミルバの愛液を飲んだことを思い出した。

ピンク色で、暖かい愛液。

濃厚なメスの香りの、あま酸っぱい液体。

淫魔は、愛液の味を変えることができるそうだ。

淫魔にしてみれば、愛液も、男を興奮させる道具なんだ。

飲ませて、勃たせて、搾る。

美味しくて、飲めなくなるまで飲んだ。

でも、夢中になっていたら、ミルバにたしなめられた。

下級淫魔に犯された肉奴隷みたいだって。

こんなことでは夫として失格なんだって。

・・・考えごとをすると、結局ミルバに辿り着く。

何も考えないほうがいいな。

僕は目を閉じた。

しばらく時間が経った後。

ドタドタドタ・・

僕は階下の物音に目を覚ました。

やかましい音を立てて、誰かが階段を駆け上がってくる。

ミルバか?

僕が眠い目を擦っていると、寝室のドアが勢いよく開いた。

バン!!

「いた!ヒデ君!!」

人が、僕のベッドの前に立っている。

ミルバではない。

「ヒデ君!!」

髪の長い、女の子。

魔女っ子ナイツの一人、美沙緒だった。

僕のベッドにかけよると、僕の顔を覗き込んでくる。

「無事そうね。意識もしっかりしてる・・」

「!」

「私よ!分かるよね!」

「ああ。美沙ちゃん、ごめん、面倒かけて・・」

「気にしなくていいわ。それより、はやくここから出ないと。」

寝巻姿の僕は、上半身を起こす。

「重そうなのが足に付いてるわね、これ、外さないと。」

美沙緒はかがんで、僕の足首から床に垂れた鎖を調べる。

「変な色の鎖。それに、暖かいわ。剣で切れるかしら?」

美沙緒は再び立ち上がって、剣を構えた。

「やぁっ!」

剣が舞うが、金属音と共に、ピンクの鎖に受け止められる。

「変な色だけに、一筋縄じゃいかないってことか・・」

美沙緒は剣を収めて、腕を組む。

魔女っ子ナイツは全員、常に女子高の制服姿だった。

これには訳がある。

彼女たちは胸、腕、足に軽量な部分鎧をつけているものの、それは飾り。

実質的な防御効果は、神々の祝福を受け、さらに数々の魔法を封入したこの制服、「制服鎧」にあるのだ。

つまり、この制服こそ、彼女の防具なのだ。

人づてに聞く話では、彼女たち1人あたり4着〜5着の制服鎧を授かったそうである。

さすがに、スクール水着鎧や体操服鎧があるのかどうか、彼女たちに聞く度胸はないが。

美沙緒も今、原則から外れることなく、制服を着ている。

青いブレザーに水色のスカート、そして黒いストッキング。

白いブラウスの首元を飾るオレンジ色のネクタイ。

そして、一度みたら目に焼き付いて離れない青のヘアバンド。

概してスレンダーな体形ながら、ところどころ衣服の下から自己主張する部位がある。

胸や腰、太ももに、完成しつつ女としてのふくよかさが見てとれるのだ。

制服の下に隠されたむちむちな身体。

そんな美沙緒の身体には、ぶっちゃけ、何度も抜かされた経験がある。

端正だけど、どこか意地悪そうな顔立ち、言葉がきつい割には幼さの残る声。

そして、お尻まで伸びたつやつやな髪の毛。正真正銘のお嬢様だ。

何度か話して、顔を見知っているけど、友達と言えるほど付き合いが深くもない。

そんな関係がかえって僕の劣情を刺激した。

宿屋で1日中オナってたこともあったなあ。

「この鎖、やっかいね。」

美沙緒は僕のほうを見た。

と、突然美沙緒の真後ろで爆発が起こる。

向き直って剣を構える美沙緒。

爆発とともに現れたのは、王女として高貴なドレスを纏ったミルバだった。

「はじめまして、魔法戦士。私はミルバ。母サイ―ナの命を受け、この世界に新しい秩序をもたらす者。」

ミルバは口元に笑みを浮かべた。

「あんたね?ヒデ君に酷いことしたのは!?」

「私はその方の妻となる者です。酷いことなどするわけがありません。むしろ、するのはイイこと・・ふふふ、その方の心も身体もたっぷりと堪能させて頂きましたわ。ほら、ご覧なさい、その鎖。それは彼が抱く私への愛情を形にしたもの。どんな剣でも斧でも断ち切ることはできません。」

「ヒデ君・・食べられちゃったんだ・・」

ああ、僕、どうしたらいいんだ。

こんないい娘2人に囲まれて。

「いや、その、なんていうか色々あって・・」

2人の美少女の視線を集め、僕は思わず下を向く。

「その鎖を断ち切ることができれば、その人を返してあげます。逆に、断ち切れないのなら、仲間を連れて帰りなさい。」

「フン・・淫魔のくせに、たいした自信ね。」

「あなたを淫魔にすることなど、私には造作もないこと。それを敢えてしないのは、ヒデマロ様があなたに好意をかけてくださったからなのですよ。」

「ヒデ君、こんなヤツにおもちゃにされても、私たちのこと、心配してくれてたのね。」

「え!?あ、いや、まあ・・その〜へへへ。」

照れてだらしない笑みを浮かべる僕。そんな僕を無視して、二人の会話は進む。

「とにかく、この人を返してもらうわ。この人に、この世界の運命がかかってるといっても過言じゃないんだから・・」

「ええ、分かってるわ。だからなおさら、私のモノにしたいのです。」

「そんなこと、許さない!」

「許さないから、どうするの?フフフ、あなたに何ができるのですか?」

「ヒデ君の気持ちを変えてみせるわ。」

「アハハハッ。どうやって?」

「・・・・私の、技と愛で・・・」

「あなたってとっても楽しい子ね。一度淫魔と関わりをもって、私たちの瘴気を吸った人間は、異性に興味を抱かなくなるのは知ってるでしょう?私からその人を寝取ろうっていうの?それは、間違いなく無理よ?」

「だからこそ、私たちのような淫魔と戦うための魔法戦士が生まれたのよ。」

「ふぅ〜ん・・・」

「瘴気を吸った人間から、瘴気をヌキとる。正義と平和の女神リミの加護を受けた私たちには、それが可能なの。」

「そお。それは初耳だわ。」

「・・あなたとヒデ君の愛を断ち切れば、本当にヒデ君を返してくれるの?」

ミルバは僕を見て目を細めた。

「・・・保証するわ。返してあげる。」

「それから、私がヒデ君とヤリあってる間、あなたは・・やっぱり邪魔してくるわけ?」

「あなたがどこまで頑張れるか、見ています。表立っての邪魔しません。」

「フン、変に礼儀正しいのね。でも、それで結構よ。後ろから刺されるようなことがなければ。」

そう言って美沙緒は僕のほうを向くと、剣を鞘におさめ、部分鎧を脱ぎ始める。

鎧を脱ぐだけの動作なのに妙に色っぽく興奮してしまう。

何度も子守唄のように、ミルバから聞かされた話。

淫魔と過ごせば、人間は同族の異性に関心を抱かなくなる・・・

なのに僕は、今、美沙緒の丸出しになった制服姿を見て大興奮している。

「まだ鎧を脱いだだけだよ?」

美沙緒は、にっこり微笑んで、僕にウィンクした。

心臓がバクバクしはじめる。

鎧を脱いだということはやはり、美沙緒ちゃんに犯されるのか?

脱ぎ終えた美沙緒は、ベッドに上がると、突然僕の腰にまたがった!

漂ってくる、メロンのようなほんのりと甘い香り。

そして心地よい圧迫感が腰を支配する。

「悪魔なんかより、私を奥さんにしたほうが、幸せになれるよ?」

あまりに単刀直入な美沙緒の発言に、僕は返答できない。

「今から、悪魔の身体より私の身体のほうがキモチイイこと、教えてあげるわね。」

「そっ、そんなことしたら・・僕、美沙ちゃんのこと・・」

土壇場で、本能的に行為を拒絶してしまう。

淡い想いを抱いている相手に、変なことをして欲しくないという純粋な願い。

そして、清潔なままの美沙緒と関係を続けていきたいという欲求。

自分がいままで意識しなかった気持ちが、一気に溢れ出す。

美沙緒が両手で僕の浴衣を脱がそうとする。

直ちに僕は、彼女の2つの手首を握り、動きを止める。

「美沙ちゃん、やめよう、こんなこと。」

「やめたら、私と一緒に帰ってくれる?」

「うん、帰る。もう帰ろう。」

「本気で?」

「もちろんさ。君にこんなことさせるくらいなら、僕、帰るよ。」

「頼もしい言葉だけど・・」

美沙緒は、跨ったまま身を捩って、一度後方を確認する。

再び僕の目に映った美沙緒の顔には、困惑の色が浮かんでいた。

「鎖は、消えてないわ。やっぱり、アレをするしかないようね。」

「アレって・・」

「何度も私とにゃんにゃんしてもらうわ。もしヒデ君が、私に溺れちゃったら、それでいいわ。責任しっかりとってあげるからね。フフフ、セックス・ラブで結婚だなんて、なかなかいいでしょ?」

「う、うん・・」

ここまで言ってくれるなら・・

えーい!もうどうにでもなれぃ!

この部屋には、淫魔が2人いるような気がしてきました!

美沙緒ちゃんと子供作ってやる!!!

僕の手から力が抜けると、それを待っていたかのように、美沙緒は浴衣を脱がせ、僕の胸をはだけさせる。

下着はなく、僕はすっぱだかになった。股間には肉のバベルの塔が。。

美沙緒は、浴衣を両手でクニクニと丸めて、ミルバのほうへ乱暴に投げつける。

「さ、同じ人間同士、二人で愛を育みましょ♪うふっ♪」

美沙緒は水色のスカートをまくり、淡い紫色のパンティを見せる。

「どう?」とたずねるように、僕に向かって微笑んだ。

素っ裸になった僕は、跨る彼女の太ももを、ストッキングごしに愛撫する。

「おおっ、いい・・」

むにむにとやわらかい感触とストッキングの肌触り、そして美沙緒の体温が心地よい。僕の両手は、この快楽を持続させようと、狂ったようにもみまくる。

「・・・淫魔に犯された被害者を救う方法は一つしかないわ、それは、淫魔が与える以上の快楽を与えること。その過程で、被害者が正気を失おうとも、長期間の治療により快復する場合がほとんど・・だから、容赦なく被害者を責めればいい、手心を加えてはダメ・・」

そういいながら、美沙緒は、すでに起立した僕の欲棒に両手をあてる。

美沙緒の、細くしなやかな10本の指が僕の赤銅色のモノに触っている。

「制服姿の私、とっても興奮するでしょ?いっぱい見て、私の身体。いっぱい触って、いっぱい愛して・・」

心臓がぎゅっと潰されて、全身に一気に血が流れ込むような感覚。

僕は、彼女を求めてしまっている・・!

刺激が強すぎて、頭がくらくらしてくる。

こうして太ももをなでまくって、肉棒に手を触ってもらっているだけで射精してしまいそう。

「女子高生の素股で、精子しぼられるのよ。幸せでしょ?精子が薄くなるまで搾ったら、奥まで入れてあげるからね。」

「薄くたって・・に・・妊娠させちゃうよぉ・・」

「気にしなくていいの、結婚しちゃおうよ、ね?」

あまりに軽すぎる反応に、かえって僕の欲望は煽られる。

「でも、君は、婿養子だから、覚悟しておいてね!フフフッ。」

もうどうでもいいよ。早く美沙緒ちゃんと濃厚なエッチしたい・・

美沙緒の手に力が入り、僕の棹は、彼女のパンティに押し当てられる。

と、美沙緒は、両手で肉棒を大事そうに撫でながら、腰を上下させる。

パンティの生地でペニスをこすりあげる!

しかも、常に、陰唇がパンティごしに棹をさするように腰を使ってくる!

暖かなふっくらした丘が、棹を滑らかにさする感覚。

そしてその反対側では指責め。

亀頭からペニスの根っこまで、ねちっこい愛撫の嵐に晒されている。

「どう?性器と性器のディープキス。イキたくなったら、教えてね。私のめしびに射精させてあげる。エヘッ♪下着の上から、だけどね♪」

「制服にも、かけたいっす・・」

「欲張らなくても大丈夫。何回もイかせてあげるから。制服にもかけさせてあげるわね。」

「はぃぃぃ〜♪」

ペニスの先っちょから、次から次へと先走りが滴ってくる。

次第にその量を増しながら。

それにあわせるように、彼女の腰と手の動きは速くなってくる。

更に、エッチなエキスでべとべとになりつつある美沙緒の手は、ますます強くペニスをおまん○に押し付ける。

ぐちゅ、じゅ、ぢゅちゃ、ぢゅっ。

音自体は不規則ながらも、発生の頻度は確実に上がっている。

このヒワイすぎる交わりに、僕は長くもたない。

始まって3分も立たないうちに、射精願望に支配された。

「おああ、そろそろ、美沙ちゃんに、かけたいよ・・」

「あ〜ら、もうネをあげちゃったの?だらしないおちんち○ねぇ。これは子作りじゃなくて、ただのごっこ遊びなのに。ウフッ、でも、出したいならいいわ。ほら、おまん○めがけて射精しなさい。」

美沙緒は、ペニスをパンティから引き離すと、右手で棹を強烈にしごき上げる。

「はっ!!かはっ!そんなに激しくしたら、すぐいくぅ・・!!」

「は〜い、ぴゅっぴゅしましょうね♪」

じわーと亀頭のさきっちょが快楽に痺れたかと思うと、目の前が真っ白になった。

一瞬、魂が抜けそうになる感覚とともに、棹の根っこから鈴口へ、快楽の奔流がものすごい速さで駆け抜ける。

「ううっ!!」

身震いする。

ビュビューーー、ビュウゥ・・・ドクドク・・

はぁぁぁぁぁぁぁ〜

「わあ、いっぱい出たわね〜♪よっぽど気持ちよかったのね!」

美沙緒の腰と手の動きが止まった。

僕も、眼前の官能の白い幕が薄れ、視力が戻った。

「はぁ、はぁ、みさちゃん・・」

わずか一回の射精にも関わらず、胸に情がこみ上げてくる。

何度も何度も、その身体を思い出して抜いた相手にイかされてしまったのだ。

この調子でイかされ甘い経験を積んでしまえば・・

確かに、ミルバが引き込んだ愛欲の底なし沼から脱出できるかもしれない。

しかし、今度は美沙緒と・・

このまま美沙緒に犯されつづければ、どうなるか分からない。

まだ正気があるうちに、どうにかしないと。

「あらあら、すっかり放心しちゃって。」

美沙緒は腰を浮かせて膝で立っている。

「私のここ、見て。」

彼女は、左手でスカートを大胆に捲り上げ、右手でパンティを指差す。

真っ黒な粘液が、美しい乙女の清らかな肌と、清潔な下着を汚していた。

精液が、真っ黒だ。

なるほど、これが淫魔の瘴気にやられたという証拠なのか。

「あなたが吸い込んだ毒を抜き取ったわ。こんな精液じゃ、どんなカノジョも怖がって逃げちゃうわよ。」

「君は、逃げないんだな。」

「そうよ。あなたの身体から毒を抜くために、ここに来たんだから。こんな黒いのが出るほど、あなたは汚されてるの。私が全部抜いてあげる。」

「毒を抜くのはいいけど、このままじゃ、君の身体の中毒になっちゃうよ・・」

「うふふっ、いいわ。中毒になってしまいなさいよ。」

「え。」

ミルバの台詞のような言葉が、制服の少女の口から転がり出た。

「いいわ。私の身体を求めるようになって。」

そういうと、美沙緒はまた、両手でペニスを押さえ、腰を動かしておまん○でしごきあげる。

「正直に教えてあげる。私ね、あなたを旦那さんにして、いっぱい働かせるつもりなのよ。この世界を救って、2人で一国の主になるのよ。ここは鉱物資源が豊富だから、徹底的に掘り尽くして、日本に持ち帰るの。で、パパの会社で売りさばくのよ。フフフ、いい考えでしょ?この世界の人件費なんてただみたいなもの。パパの会社、ますます大きくできるわ。」

言う間に、しごきあげるスピードが速くなっていく。

すでに美沙緒の手はドロドロに汚れており、それに包まれたペニスは、さながら膣内挿入の感覚を楽しんでいる。

「あなたには統治者のふりをしてもらうわ。操るのは私。毎日楽しいエッチして、あなたを奴隷にするの。何でも私のいいなりよ。」

「そんな・・うくっ・・」

「ほぉら、悪い女の子と遊ぶの、気持ちいいでしょ?心では拒否しても、身体は喜んでるのよ。こんなに硬くなって。いっぱい感じて。好きになっていいの。一生面倒みてあげる。」

やめて。

みさちゃんに求めていたのは、こういう関係じゃないんだ。

愛があってはじめてセックスするんだ。

性の快楽で2人の関係が始まって、愛になっていくなんて。

みさちゃんとそんな風になっていくのは、嫌なんだ。

股間ではどんどん快楽が膨らんでいくのに、胸の中に切ない想いが広がっていく。

危うく涙が流れそうになるが、ぐっとこらえて、この思考を停止させた。

僕は勇者だ。悲しみすら、力に変えなくては。

「うふっ、私はお金が欲しいわけじゃないのよ。自分の意志で、未来を変えてみたいの。」

「この世界の平和を守るのが、僕らの仕事だろ・・?」

「そうよ。だから今は一生懸命、平和を守るためのご奉仕をしてるじゃないの。ほら、こうやって、身体を使って、見ず知らずの男の子を気持ちよくしているの。平和になってしまえば、私の知ったことじゃない、こんな奉仕活動はやめるわ。割にあわないもの。」

「ちが、違うよ、それは・・」

「そう言うなら、私の考えを変えてごらん。毎日私に愛を注ぎ込んで、新しい世界を、私に見せてごらん。」

そういって、ますます激しく股でペニスをすりあげる。

「あああっ、気持ちいい・・」

また、すぐイきたくなってしまった。

こみあげる射精欲求、そして愛情。

「そろそろ、かな♪」

美沙緒の優しいおま○この感触が遠ざかると、射精を促す激しい手コキが始まる!

シコシコシコ・・

何度もしごかれるうち、情欲の火花が僕の股間で暴発し、身体が一瞬そる。

ビュー――ッ!!

黒い液体が、また、美沙緒の紫の下着を汚す。

「フフ、でたでた。真っ黒精子。ほぉら、よーくみるのよ。自分が吐き出した汚い精子。ウフフフ。毒でただれたあなたの身体、私がタチなおらせてあげるから、感謝するのよ。但し、治療費は高いわよ。あなたの心と身体だからね・・フフ・・」

「そんなこと、許しません!」

美沙緒の背後から鋭い声が飛ぶ。

「あら、すっかりあなたのこと忘れていたわ。淫魔さん。」

自信に満ちた笑みを浮かべて振り向く美沙緒と、怒りをあらわにして、腕を組むミルバ。

最初とは、立場が完全に入れ替わっている。

美沙緒は、僕に跨ったまま、両手を僕の腹に置いた。

「あなたのような心の醜い人に、ヒデマロ様を夫にする資格はありません!」

「心が醜かろうと、醜くなかろうと、この人は私についてくるわ。そういうふうに、これから調教するのだから。」

「なんて酷いことを。許せない!」

「アンタは邪魔よ。ひっこんでなさいよ。」

「くーーっ・・」

「人間の女に男を寝取られる淫魔なんて、笑っちゃうわね!」

「きーーっ・・」

悔しそうなミルバ。

おいおい、どっちが淫魔なんだよ。

「鎖もだいぶ細くなったようだし、あと2、3発ってところかしらね。」

「えっ、鎖、細くなったんだ?」

「ウン。あと少し。」

「さて、今度はちょーっと新鮮な快感を与えてあげようか♪」

「ひぃぃ・・」

そんな悲鳴を吐きながらも、僕の手は美沙緒の太ももをひたすらもむ。

似たようなところばかり揉んでいる。

美沙緒にいいようにされてしまうのも、後が怖い。

今日、明日はともかく、数ヵ月後、数年後、大変なことになってそうな気がして怖い。

とりあえず、僕だって、美沙緒をいいようにできることを主張しなければ。

甘く見られてしまう。

僕は自制心を取り戻して、円を描くように優しく、太ももをさする。

気づかれないように、少しづつ内股方向へ円の中心を移動させる。

僕だって、淫魔を抱いたんだ。

こんな帝国主義っ子のペットになど堕ちないぞ。

「ずいぶん私のあんよが気に入ったみたいね・・」

「ああ、太ももちゃん、とっても気持ちいいよ。最高だね・・」

「あとで足コキもしてあげるからね。ウフフッ。」

意地悪そうに笑って髪をかきあげる美沙緒。

黒くつやのあるロングヘアを僕に誇示する。

おかしい・・ミルバよりも美しく、艶かしく見える。

何かの術にかかったというのか・・

「美沙ちゃん・・とってもキレイな子に見えるよ。こんな子なら、奴隷になっちゃってもいいなぁ〜」

「アハッ!そうでしょ!」

美沙緒はあからさまに喜ぶ。

作戦成功。さすがに淫魔を抱いた僕だ。

誘導尋問してやれ。

「美沙ちゃん、いつのまにか、すっごくかわいくなったね・・」

「ウフ、やっぱり分かる?私ね、愛と美の女神ティーナの愛液をゲットしたのよ。で、せっかくだから、飲んでみたの。そしたら・・」

ドーピングか。

ティーナの愛液は、国を傾ける秘宝として、王都の地下深くに封印されてたはずだが。

どうやって手に入れたんだよ。

「3人の中で今一番ファンレターが多いのは、私なのよね♪」

ただの媚薬だとか、香水だとか言われていたが、実際は、飲んだ人間に美貌を与える効果があったということか。

「ま〜、それはいいとして・・」

美沙緒の攻撃が再開されそうな雰囲気。

僕はミルバへ目をやる。

彼女は黙って、僕を睨み返した。

・・・美沙緒に生挿入した日には、ミルバに呪いかけられて肉棒だけ石にされそうだ。

逆にミルバに中出しした日には、美沙緒に肉棒をはさみで切られそうだし。

怖い、怖い。

ミルバも怖いけど、美沙緒も怖い。

「このカチカチの棒を、こうやって、スカートで包むと・・どうかな♪」

美沙緒は、僕の直立した肉棒に、ふぁさっとスカートを被せて、その上から棹を右手で握る。

む・・制服ズリ・・いや、スカートズリとでもいおうか。

肉棒は、彼女の手で圧迫され、スカートの布地に密着する。

カリも棹も、スカートの心地よい摩擦に刺激される。

少し握力を弱めて、美沙緒の手は上下に一往復。

「う、くっ・・!」

予想以上の攻撃力だ。スカートの摩擦が容赦なく快楽を与えてくる。

この調子で続けられたら、制服プレイ中毒になってしまう!

「や、やめえ・・」

「やめ?あ、分かった!やめないで欲しいんでしょ?フフ、血がでてくるまでしごいてあげる。あなたも知ってるでしょ?この制服には魔法がかかってるってこと。スカートもブラウスも、ネクタイやヘアバンドだって、淫魔と戦う武器になるのよ。」

淫魔と戦う道具=淫魔に食われた男をイかすための道具。

とうとう、美沙緒の手は上下のピストン運動を開始する。

「ヘアバンドでイかせられて、恥ずかしいメをみるより、スカートとかブレザーでイったほうが、まだましよ?」

「僕をおもちゃにしないでぇ・・」

「フフ、だってあなたは、おもちゃにされたほうが感じるんだもの。感じればそれだけ、射精するでしょ。射精すれば、身体の毒が外にでるのよ。もっとも、完全に毒がでてしまうころには、私の従順なペットになってるでしょうけど。心配しなくていいわ。パパとママに、ちゃあんと紹介してあげるからね。」

シコシコ、シコシコ。水色の愛らしいスカートが、僕のペニスを扱きあげてくる。

棹もカリも鈴口もすべてスカートの中。

時折、肉棒の先端に布地が触ったかと思うと、美沙緒の親指が、布地の上からぐいぐいと鈴口を責める。そのたびに、思わず声をもらす僕。

徹底的に僕を溺れさせるつもりだ。

かなりヤバイ。病みつきになりそうな快楽だ。

愛しあいながら一緒に溺れていくミルバの責め方とは違う。

「出せば出すほど、中がぬれてきて、気持ちよくなれるわよ。しまいには、スカートと結婚したくなっちゃうかもね♪」

これ以上一方的にやられるわけにはいかない。

変態男に調教されてしまう。

僕は作戦を開始する。

美沙緒の内股をさすっていた手を伸ばして、パンティの中心を指先でつつく。

「ああん♪どこ触ってるのよ・・」

「美沙ちゃんのここ、舐め舐めさせてよぉ。」

今のこの体勢を変えて、69に持ち込みたい。

この状態は、一方的すぎる。

確かに彼女は、任務で僕に射精させているという面がある。

しかしその一方で、己の邪な目的のために射精を誘い、その快感で僕を隷属させようという面もあるのだ!

こんなことなら、もっとミルバに、教育的指導をしてもらえばよかった!!

彼女なら、喜んで教えてくれただろうに。

「全部出したら、舐めさせてあげるわ。まずは、全部出しなさい。話はそれからよ。」

く、だめか・・

ならば実力行使だ。

僕は、両手の指を、美沙緒のパンティに押し当て、恥丘を愛撫しはじめる。

10本の肉の枝の集中的な責めを受けて、一瞬びくりとする美沙緒。

「っ・・!」

「美沙ちゃんも、僕と一緒にイこうよ。」

「フフフ。慣れないことをしても、かえって興奮しちゃうだけよ。」

美沙緒は、僕の腹にあてていた左手を使って、胸のあたりを丹念に愛撫してくる。

「あとで、子供につける名前、一緒に考えようね・・ねぇ、男の子がいい?女の子がいい?何人欲しいの・・?」

僕が指責めを繰り返す間も、美沙緒のスカートズリは絶えることなく続く。

美沙緒と見詰め合うなか、精神的にも肉体的も快感に支配されていく。

ダメだ、美沙緒の服にかけたい気持ちでいっぱいだ。

好きな人の服に、射精したい・・!

欲しい・・

一緒に暮したい・・

「アッ、いまヒクってなったね♪ぴゅっぴゅしたいのかな?」

美沙緒が言い終わるとすぐ、ペニスは甘い高みへと導かれ、肉奴隷製造用スカートへと、愛の汁を噴出した。

びゅるるるるる、びゅくっ、びゅくっ・・

「はあっ、はあ、はぁ・・」

「もー一回、出したら、ご褒美あげる♪」

「ご褒美・・」

「そう。すっごくイイわよ。」

美沙緒の頬が心なしか、赤くなっているような気がする。

僕の地道な指マン攻撃が、効を奏したのか?

射精が終えて一息つくまもなく、再度スカートズリが始まる。

くそう、もう、自分から出してやるぜ!

僕は美沙緒を腰に乗せながらも、肉棒を包むスカートを腰で突く。

「あはっ、その気になってきたわね。」

美沙緒は、手を上下させつつ、締めつけに強弱をつけてくる。

「キモチイイでしょ?」

「イイけど、後が怖いよ・・」

「ラブラブになりましょ!」

いや、むしろそれが怖いんだけど。

こんなキレイな人とエッチするのはいいんだけど、いいように利用されてしまうのが恐ろしい。

僕は、エッチした相手を冷たくあしらえるほど強くない。

お願い、と言われれば、そのとおり動いてしまう。

たくさんの人の幸福を踏みにじるようなことでも、美沙緒が望むなら、僕はやってしまうかもしれない。

ミルバを抱いて、自分の弱さがよく分かった。

淫魔自体が恐ろしいのではなくて、淫魔のいいなりになってしまう僕の弱さが恐ろしいのだ。

精子でベトベトに塗れたスカートの内側。

膣内を思わせる潤いと暖かさ、そして圧迫感の中、ペニスはひたすら暴発に向って突っ走る。

「スカートの上からペロペロってコースもあるのよ?」

なんてマニアックな。

「でも、そんなことしないで、このままイかせてあげるわ。」

美沙緒は僕のタマタマの裏筋に左手をあて、優しくもむ。

「たくさん搾ってあげるからね。」

「は、はい・・」

「ふふふ、我慢できなくしてあげるわ。」

左手で玉袋をせめ、右手でギュウギュウしごき上げる。

おちん○んを中心、にもやっと広がっていく性愛の誘惑。

射精欲求が僕の心も身体も支配していく。

美沙緒のこと、そして美沙緒の身体を、好きになっていく。

自分が、堕とされていくのが分かる。

男から、奴隷、あるいは肉人形へと堕とされていく。

これじゃ、いけない・・

でも、美沙ちゃんに射精したい・・

僕はイきたくてしょうがない!

「さあ、私のスカートに出しなさい。」

「ス、スキ・・みさちゃん・・」

ビュウッ!!ドクゥッ!ドクドク!

「おおおお・・はぁはぁ・・ぜぇぜぇ・・」

美沙緒は、スカートを握る手をそっと離す。

スカートの肉棒を包んでいた部分を両手で広げ、見入る。

「黒いの、だいぶ薄くなってきたわね。」

「ぜぇぜぇ。」

美沙緒は、人差し指でスカートに付着した精液を触る。

と、そのまま指を口元に持っていき、指についた精液を舌で舐める。

「ふむふむ・・淫魔の瘴気、ほとんど抜けたわ。これであなたはほぼ健康体よ。」

「はぁはぁ。」

美沙緒は、身を捩って振り向く。

「フフ、鎖、針金みたいに細くなったわ♪」

意外と脆かったな・・僕のミルバへの愛情って、そんなもんだったのか・・

ショックだ。一時は、永遠の愛を誓ったのに・・

悔しすぎる。

いや、美沙緒の誘惑が強すぎたんだ。そう信じよう。

「・・仮に切れても、私は、ヒデマル様を諦めません。毎晩夢に出てみせるわ。」

「こっちだって、悪魔なんかに勇者様を渡すわけにいかないのよ。あんたとヒデ君に子供ぽこぽこ作られた日には、この世界も私の野望も危ういんだから!」

どっちが正しいのか、分からなくなってきたな。

野望に満ちた娘と、世界征服を目論む女淫魔・・

「はっきりいって、私の勝ち確定ね!」

嬉しそうな美沙緒。

「ミルバさん、あの、僕、忘れないからね。」

「私だって、あなたのこと忘れません。また、すぐお会いするつもりです。」

「う、うん。また会おうね。」

「何が”会おうね”よ!あんたは私の肉人形やってればいいのよ!!」

「ぐああっ!!」

美沙緒は逆上して、いきなり僕の首を締めてくる。

「ぎ・・ぎえええええ」

「ヒデマロ様!!」

ミルバが叫んだ。ぱっと、美沙緒は両手を離す。

「ったく、いい加減にしないと、玉をはさみでちょんぎるわよ!」

「ぜぇぜぇ、はぁはぁ・・」

つい30分くらい前までは、美沙緒ちゃんと言えば、高貴で清らかなお嬢様のイメージだったんだけど。

なんか、違ったみたい。かといって、嫌いになったわけではない。むしろ、こんなことされても、もう、離れたくない・・

「な、なによ急にとろんとした目で見て・・もう、憎めないやつなんだから・・」

ベッドの下のほうで、カサ、と物音がした。

「あっ・・・鎖が切れてしまったわ・・・ああ・・なんてことなの。」

と、ミルバ。

「あーら。」

美沙緒はわざとらしく、残念そうな声を出す。

ミルバはため息をついた。

「仕方ありません。約束は約束。ヒデマロ様をお返ししましょう。でも、今みたいな乱暴をしたり、酷いことをしたりするのは、絶対にやめてくださいね。」

「さっきのは冗談よ。乱暴なんかしないわ。」

嘘つけ。

「一応、監視はしていますからね!」

「ふん、何よ偉そうに。好きにすればいいでしょ。出てきたら返り討ちにしてやるわ!」

「くぅ、今に見てなさい!あなたの悪しき野望を必ず打ち砕いて見せますからね!」

非常に厄介な女性の間で、板ばさみになっている僕。

「また会いましょう、ヒデマロ様。」

「うん、またね。」

僕の言葉に微笑みを浮かべると、ミルバは爆発と共に消えた。

「ふぅーー勝った、勝ったわ!」

「あ、ありがとう。」

「フフッ、見直したでしょ?」

「うん。ところで、残りの2人はどこにいるんだ?3人でここに来たんだろ?」

「2人は、別な悪魔と戦ってるはず。助けにいかないと。」

「なんだって!?」

美沙緒は僕の腰から立ち上がり、ベッドの脇に立った。

精液で塗れたパンティやスカートを、ベッドの布団で拭う。

「もう、いっぱい出すんだから・・」

しわだらけになったスカートを伸ばすと、床に置かれた部分鎧をとって、装備した。

最後に、乱れた髪を手早く直す。

「あ、あの。イイことは・・」

「イイことはあと回し。・・先に外にでてる。あなたも服着て戦闘の準備してでてきて。残りの2人をまず助けるわ。」

美沙緒がいつもの魔法戦士に戻った。

「先にいってるわ。それと、さっきのこと。続きは、宿でしましょう。」

僕にウィンクを飛ばし、彼女は部屋を出ていった。

数分後、美沙緒のあとを追って、僕も屋敷の外にでる。

探すまでもなく、魔女っ子ナイツの3人はすぐに見つかった。

広場の噴水の前で、談笑していた。

春香と萌は、無傷そうで、表情も明るかった。



僕たち4人は荷物を整えると、すぐに帰途についた。

道中、道端に一匹のリスが現れた。

なぜかとても人懐っこくて、僕からくっついて離れない。

仕方ないので、僕は背負いかばんに入れて運んでやることにした。

名前は、美沙緒の命名で「トッペル」とすることにした。



半日歩いて宿についた。

悪魔との戦争のせいで、旅人はほとんどいない。

部屋は空き部屋ばかり。僕らは4部屋借りることにした。



僕は鎧を脱ぐと、ベッドで大の字になった。

体感温度にして20度くらいだろうか。

トッペルが現れ、チョコチョコとベッドの上を駆けて、僕の右頬まで辿り着く。

その場でトッペルは僕の頬に鼻先をつけ、じっとする。

「おまえ、よっぽど僕のこと好きなんだな。リスのくせにメスだっていうし、しょうがないな。お嫁にもらってやるよ。」

こいつ、僕が寝返りうったときに潰しちゃいそうだな・・

僕の叔母さんは、子供のころひよこと寝てて、身体で押しつぶして殺してしまったらしいけど。

僕はそんなにドジじゃない。

コン☆コン☆

突然、ドアをノックする音。

僕は、ベッドから飛び出すと、木目模様が美しいドアをあけた。

美沙緒が一人、制服姿で立っていた。

「最高に嫌な女の子が、きてあげたわよ。」

「嫌だなんて、そんなことないよ。まぁ、入れよ。」

僕は美沙緒を部屋に通す。

部屋といってもベッドとテーブル、椅子2つ。その程度の調度品しかない。

僕と美沙緒は、それぞれ椅子に座る。

美沙緒は、窓の外の風景を見ながら、頬杖をついた。

この2階の窓からは、たそがれどきの地方都市の大通りが見えた。

行き交う馬車、人。数はそれほど多くない。悪魔との戦争のせいだ。

「王都には、伝書バトを飛ばしました。ここを出発するのは明日の昼よ。だから、今夜はゆっくりしていきましょう。」

「うん。」

「あの村で話したことは、全部ほんとよ。」

「あ、ああ・・」

「悪魔を追い出したら、南に国を興すの。もっとも鉱脈が集中しているところよ。」

「鉱山を開いて、取れた金や銀を日本にもってく・・」

「そう。鉱山の近くに娼館を作るの。昼間、男たちは働いて、夜、女にお金を落とす。娼館は国営にして、法人税として売上を搾りとるのよ。」

「それじゃあ、男も女も奴隷じゃないか。反乱がおこるぞ。」

「なら、あなたが鎮圧して。」

「せっかく可愛くなったのに、そんな血なまぐさいこと考えてたのかよ。」

「馬鹿ね、そういう野望を実現するために、可愛くなったんじゃない?まずは悪魔を倒す。次は、あなたを征服する。そしてその次は国をたて統治するのよ。」

「国をたてるだなんて、そんなにうまくいくかね。」

「残念でした。すでにオターランド国王陛下から内々の許諾を得ておりますの。」

「冗談だろ?娼館の話も承諾されたのかよ?」

「そんなこというわけないでしょ?汚い話はしないの。領土と民をもらっておいて、あとはやりたいようにやるの。外からクレームついたら、内政干渉だっていうの。」

「軍隊が来たらどうする。」

「あなたが戦いなさい。そのためのあなたよ。」

「間違ってるよ。」

「間違ってるに決まってるでしょ?でも、私はそうしたいの。」

「間違いに、気づかせてみせるよ。」

美沙緒は僕を見て、にこりとした。

「かっこいいね。その言葉。でも、私を変える前に、あなたが変わっちゃうかもよ。」

僕はごくりとつばを飲んだ。

「私が勝つか、あなたが勝つか。運試しをしてみない?今。」

「分かった。いいだろう。」

「より深く、愛に溺れたほうが負けだからね。フフフ・・」

「うん。」

「こうやって毎日暮らしたら、きっとあなた、淫魔に強くなるわ。」

美沙緒はそういって椅子から立ち上がる。

「イイこと、してあげるわ。」

僕も立ち上がる。

美沙緒は逃げるようにベッドのそばまで行くと、靴を脱いで、ベッドの上であお向けになる。

「中にいれるのはダメだけど、限りなくそれに近い体験をさせてあげる。」

ごろりとなったせいで、乱れた美沙緒の髪が美しい。

靴を脱ぎ捨て、僕もベッドの上にあがる。

美沙緒の身体に覆い被さり、両肩に手をかけ、キスする。

ほのかなメロンの香りに潜む、濃密で危険な女の匂い。

男を引き寄せ、毒で心を爛れさせる匂い。

淫魔よりも、はっきり分かる。

淫魔も人間の女も、男にとっては危険なのだ。

美沙緒のほうから舌を差し込んでくる。

ベロベロ、ヌチョヌチョ・・。

2人の舌が僕の口内で暴れ狂う。

しばらくキスを楽しんで、僕は唇を離す。

「ハァッ、どう?溺れそうでしょ。今度はおっぱい触って?制服の上から。」

たまらん。

僕は言われるまま、彼女のブレザーの上から、乳房を触る。

おおお、おっきい・・!

確かに、美沙緒の胸は、制服を着込んでいてもそれとわかるくらい、張っている。

しかし、触ってみると、予想以上の大きさを持っていることが分かった!

両手のひらを広げて、乳房全体を包むようにして、揉み始める。

「はぁっ、ああ。」

美沙緒は、空気の塊を吐き出すようになる。意外に感じているようだ。

もっと揉む。

「ネ、ネェ、結婚前提で、お付き合いしよ?ネ?ネ?」

美沙緒の目が潤み始めている。

「うん。」

そのまま美沙緒の唇を奪う。

乳房を揉みながらのディープキス。

美沙緒の両手が僕の肩を抱く。

こんな初歩的な責めなのに、僕も美沙緒も興奮してしまっている。

本当の恋人同士みたい。

僕ら、相性いいじゃん。

・・・逆に、それも問題か。

美沙緒は唇を離し、耳元でささやく。

「ローションつけて太ももでシコシコしてあげる。足にローション塗るから、ちょっと離して。」

僕は上半身を起こし、美沙緒のひざに腰掛ける。

水色の愛らしいスカートを捲り上げる。

黒いストッキング、白地に水色のストライプが入ったパンティ。

両者の間に見えるふっくらとした太もも。

美沙緒の大事なところをパンティごしに触ろうとする。

「あっ!そこ、だめ。」

ビシッ!

イテッ。

美沙緒の右手が飛んできて、僕の指を払った。

「ゲへへへ、僕が、ローション塗ってあげるよ。」

「ダーメ。気安く私の身体に触らないでよね。」

美沙緒は、どこからかメンソ○ータ○の入れ物のような、薄い円形の容器を取り出した。蓋を開け、軟膏に似た薬品を薬指で取り出し、自分の股間に塗る。

パンティに塗り、太ももに塗り、ストッキングにも塗る。

その様子を僕は大人しく見ている。

何か、花のような香りが漂う。

「イイ匂いがするね。」

「ウフっ、そうでしょ?これ、ママの部屋から拝借してきたの。」

・・・美沙緒の家庭って、やっぱ旦那さんがママさんの肉奴隷なのだろうか。

そんなことを考えつつ、僕はズボンもブリーフもその辺に脱ぎ捨て、フリチ○、いやタチチ○となった。

すでにカチカチになっている。

美沙緒の制服の破壊力は、すさまじい。

「はぁい、お待たせ。フフ、本当にそそり立ってるね♪」

僕はペニスを美沙緒のお股にあてがう。

と、彼女は太ももを締めて、僕のモノを圧迫した。

「君が、欲しいよ?」

もう少し腰を後方にずらせば、ストッキングズリができるが・・

作戦は正攻法!

僕は、Yの字の中心をペニスで突いて、美沙緒の身体を楽しむことにした。

彼女に覆い被さって、キスする。

軽いキスを何度か繰り返す。

「私の腰で、イかせてあげる。」

美沙緒の両手は僕の背中に回った。

「ねーぇ。中にいれたい?」

「うんっ。」

「ウフッ。当分はだめよ。結婚するまでは、入れさせてあげない。」

「ひぃ、そ、そんな・・」

「贅沢言わないの。こうして私を抱けるだけ、幸せでしょ?」

僕は、思い切り裏切られたようで悔しくて、腰を振り始める。

ギシ、ギシとベッドがきしむ。

僕のモノは美沙緒の太ももに挟まれ、ピストン運動を繰り返す。

太ももに付着したローションはペニスにまとわりつき、そのすべりを良くすると同時に、粘液質な感触を肉棒に与え、僕の興奮を煽る。

グチュ、グチュ。

美沙緒は僕をしっかりと抱き、唇を近づけてくる。

「どう?入れてるみたいでしょ?」

「やわらかいのに、ギュって締まってくるよぉ〜」

「エヘ♪好きなだけ一緒に遊んであげる。一緒に暮したい気持ちに、してあげるからね。」

ジュッ、ジュッ、ズチュッ。

「はぁはぁ。」

誘惑に耐え切れず、僕は美沙緒の唇にしゃぶりつく。

それに答えるように、美沙緒は、太ももを益々強く締め付けた。

ズン♪ズン♪ズン♪

僕の腰は、子孫を残すための動きをひたすら繰り返す。

肉棒が全体がぷにぷにした肌に包まれているのに、圧迫感が強く、あっという間に射精欲求が湧き上がる。

気持ちイイ〜♪

みさ、みさ、みさぁぁあああああ

イ、いくうううう!!

ドビュウッ、ドックン、ドク、ドクドク・・

いつの間にか、僕らの唇が離れている。

「ぜぇぜぇ。」

美沙緒は、両手で僕のうなじからおしりのあたりまで、愛撫する。

「ふふっ、ヨカッタみたいね。時間はいっぱいあるから、何度でも相手してあげるわ。エッチに飽きたら、お話相手になってあげるし。」

「ミサちゃん、好きぃ・・」

「君は今日から、私の彼氏だからね?」

「はぁい・・」

美沙緒は右手で僕の頬を触る。

「可愛いね。全部食べてあげる。」

そういって、頬にキスする。

「遊び方はいっぱいあるわよ。私は、”いかせっこ”してみたいな〜。」

「先にイったら当然バツゲームが待ってるわけで。」

「ヒデ君が負けたら、お尻にバイブ挿入。私がいったら、ヒデ君と本番、とかね。」

「リスクはでかいけど、いいかも。」

「やだ、変なこと考えてるでしょ。本番して、私の子宮にびゅーーっと出して子供作っちゃうとか。」

「考えてないよ、そんなこと。」

「え、そうなんだ?残念・・」

僕は美沙緒のおっぱいを青いブレザーの上から揉みほぐす。

両手のひらで押しつぶすように圧迫し、10本の指でムニムニと揉む。

そして、手のひらで円を描く。

「ああん♪意外と上手じゃない。」

「揉んでるこっちまで、イきそうになるよ。」

「おっぱいをじかにさわるより、感じるんじゃない?」

この制服といい美沙緒の身体といい、ほんと、触り心地いいなあ・・

ザーメンを吐き出したペニスは、僕の腹の下の美少女に種を植え付けたいらしく、まだまだビンビンだ。

僕は再度腰を振り始める。

「こういう人目のないところなら、私を襲ってもいいわよ。乱暴しても許してあげる。」

僕の欲望をすべて受け入れようという美沙緒の提案。

しかしこの提案こそ、ますます自分に溺れさせるための罠であることを、僕は察知した。

その夜。僕は美沙緒と裸で抱き合って、何度も何度も、美沙緒の身体に射精した。

甘い罠だとしりつつ、長い接吻のあと、愛を誓った。



翌日から王都につくまで、丸3日間。

僕は宿につくたびに美沙緒と遊んだ。

精子を顔にかけたり、制服にかけたり。

彼女の青い制服を精子まみれにした。

調教されていると知りつつも、誘惑に逆らうことができない。

腹に禍々しい模様をもった女郎蜘蛛が美沙緒。

僕はその巣にかかったカゲロウ。

美沙緒に食われていく感覚。それは脳髄が痺れるほどの快楽。

本当に奴隷になっていく。

口でいじめられて、服で犯されて、堕ちていく。

でも、とってもキモチイイ・・

もっともっと、美沙緒の近くに堕ちていきたい。


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