『らぶらぶラビリンス』

<1>-<2>
本SS(短編小説)は、2006年から2015年ごろまでwisper様に掲載されていた作品(淫魔猟兵対美少女戦士のスピンオフ)です。

<1>

「そんなっ、こんなことって・・」

氷と雪で沈黙した公園。

僕は綾乃の両肩を力なく触った。

もう、冷たい。

虹峰綾乃は石像に変えられてしまった。

ミーナからもらった『淫魔化を解く薬』。

僕はそれを綾乃に渡した。

『毒見は十分したよ。そのボトルで三杯分もらって飲んでみたから。安心して飲んで。』

そんな僕の言葉を信じた彼女。

『意外と親切なのね、あの子。こんなにうまくいくとは思わなかったわ。』

それが綾乃の最後の言葉だった。

綾乃は、ラベルのないガラス瓶に入った薬を仰ぐ。

すべてを飲み干すと同時に、彼女は足元から石化していった。

つい一分前。

ここに立っていたのは、ぬくもりのある麗しい乙女であったというのに。

今は石像が僕の前に立っていた。

「・・・ひっかかったわね。」

夜の公園に聞きなれた声が響いた。

雪をかぶった木陰から現れたのは、僕の恋人だった。

「ミーナ、仕組んだのは・・君、か・・」

「そっ、あ、た、し。あたしよ。」

悪びれもせずに!

僕の頭に血が上った。

彼女は僕のほうに歩み寄ってくるが、2mほど距離を置いて足を止めた。

セーラー服姿の少女。

その正体は、サキュバスのお姫様。

彼女は、腕を組んで目を細めた。

「うんうん、いい固まりっぷり。うまくいったわ。」

「綾乃さんを戻すんだ。」

「そんなことしないわ。せっかくしとめたんですもの。」

「戻すんだ!!!戻せよ!!」

「ふふふっ、嫌よ。誰が戻すものですか。・・殺さなかっただけでもありがたく思いなさいよ。」

ミーナは腰に手をあてた。

「これで邪魔者はいなくなったわ。」

彼女の口元に笑みが浮かぶ。

「新しい敵が出てくるまでは、ずっとエッチしていられるね。」

「その前に・・この・・サキュバスに支配された世界をなんとかしないと・・」

「あらあら、次の敵は君なんだ?悲しいわねぇ・・ふふふふっ・・」

「・・・・。」

落ち着け。

こいつと正面対決しても勝てない。

うまく相手の心を揺さぶるんだ。

・・・と思ってる矢先。

ミーナは自慢の長い髪かきあげ、それを指に絡ませたまま手招きした。

「うっふん☆あたしのペットさん?」

ミーナは僕にウィンクした。

ドキッ。

その瞬間、僕のハートに大きな矢が刺さった。

狂おしいほどに切ない・・

ちょっとまって!ここは萌える場面かよ!?

僕は怒ってるんだぞ!?

しかし・・

くぅぅ・・

彼女の愛らしさに胸がキュウっとなる。

この感覚は・・『淫愛の術』・・をかけられたときのものだ・・

事実上彼女の愛玩奴隷である僕は、何度もこの術をかけられていた。

彼女は状況が面倒になると、すぐこの術を使ってくる。

それだけ頼りにしている術なのだ。

「おいで。君を射精装置に変えてあげる。さっ、ここでズコピューしよ?」

ちょっとハスキーな色っぽい彼女の声が、僕の脳髄を痺れさせた。

胸がときめいてときめいて、苦しい。

内側から体が火照っていき、ますます胸がきゅーっと締め付けられる。

愛しい・・

ミーナ・・

僕の、僕の憧れの人・・!!

「ハァハァ・・ミナちゃん・・ミナ・・ミナ・・ああ・・ハァハァ・・」

「うふっ、苦しそうね。萌え萌えになりすぎたんでしょ?こっちから行ってあげる。」

僕が『萌え金縛り』にあっている隙に、彼女は僕の目の前まで来る。

そして・・僕を思い切り抱擁する。

「ああっ!」

僕は歓喜の声をあげた!

「あは♪君のからだが、喜んでるよ?」

柑橘系の香りと、心地よいぬくもり、中毒になりそうな甘美なやわらかさが一気に僕を包み込む!

むにゅーーーっ。

このぽっちゃり感!

あああーー!いい!もっと抱きしめて!!

愛してる愛してる愛してるよーーー!!

「エッチな夢で、いっぱい種まきさせてあげる!覚悟してね☆」

僕は憧れの人に抱かれる悦びで手を震わせながら、彼女の背中を愛撫した。

「おちんちんも、スケベな心も、ぜーんぶ満足させてあげるからね・・」

「うん・・」

「さあ・・あたしの術を受け入れて。」

僕は綾乃のことをすっかり忘れて、ミーナの体と愛を望む。

「ミナがほしいよぉ〜〜」

「あはん、いっぱいあげる。好きなだけ愛して、どぴゅどぴゅしてね♪」

「ミナちゃあああん・・」

欲望の塊と化した僕はミナのお尻と太ももを撫で回す。

すべすべであったかい・・

「ミナぁ・・あんよでおちんちんシテ・・・・・ああっ・・・」

「愛も性欲も搾り尽くしてあげるね。愛してるよ、ひでっち・・」

「僕も・・」

頭が、そして瞼が重くなっていく。

だめだ、起きていられない。

「大丈夫、眠るだけだから。心配しないでいいの。」

「うん。」

僕の意識は彼女の体を求めながら、漆黒の闇の中に堕ちていった。

急速に、意識が遠のいた。

・・・・・

・・・・・・

・・・・・・・

「ひでっち?」

僕は漆黒の世界で目を覚ました。

「ひでっち。」

すぐ近くから、彼女の声がした。

「ミナ・・」

「うん。」

彼女は姿を現さない。

「あたしのこと好きなら、綾乃のこともラブリーナイトのことも忘れてほしいの。」

「それができたら、やってるよ。」

「ひでっちの記憶、書き換えちゃっていい?」

「いいって言うわけないだろ。」

「そこなのよ。そのワダカマリ。それがある限り結婚する気ないよ。」

「急にそんなこと言われたって・・」

「ひでっち・・あたしのことしか考えられないようになりたいでしょ?」

「それは、それは・・・なりたいよ、そうなれたら・・」

「結婚できるのにね?」

「僕は、君の次にこの世界が大事なんだ。だから、君だけに夢中になるわけにはいかない。」

「あなたの知ってる世界はもうないわ。私たち淫魔がこの世界に現れたとき、あなたの知ってる世界は永遠に失われたの。あたしたちが出会って愛し合ったこと・・、これこそ、あなたの世界が滅びた証拠なのよ。」

「信じないよ、そんなこと。何もこの世界は変わってない。滅びてなんかいない。」

「この町にいる若い女たちは、一人残らず淫魔になったのよ。この町だけじゃない。すぐにこの国は人間の男と淫魔が治める国になるわ。この国だけじゃない。この世界だってそう。もう止められないことなんだよ?早く分かって。現実を受け入れなさい。君は賢い男の子なんだから。」

「そう・・うまくいくものか・・」

「あたしには淫魔猟兵の力があるわ。誰も止められない。ラブリーナイトだって止められなかったのよ。あたしは強いの。あなたが思う以上に。」

「もっと強い敵が現れるよ。」

「現れなかったら、どうする?」

「そのときは、・・・・僕が君を止める。」

「うふふふふっ、戦ってみたいよ、君と。ねえひでっち、あたしたち、本気で愛し合ってるのよ。お互いに傷つけ合えると思ってる?」

「武器で戦うんじゃない。」

「じゃあ、何で戦うの?おちん○ん?だったら、あたしが勝つに決まってるわ。あたしのカラダ、とっても気持ちいいからね♪ひでっちが、せっくす中毒になるくらいにね。」

「ミナ・・でてこいよ。抱きたい。」

僕がそういうと、目の前の空間から白い光が漏れ始める。

光の粉がそのまわりを漂い始め、漏れてくる光はどんどん大きくなる。

点にすぎなかったそれは、縦長に広がっていき、ついには人の形になった。

まぶしくて目を覆う。

光は豊かなからだをもった女の姿を描くと、急速に弱くなっていった。

ついに光は消え、再び漆黒の世界に戻った。

光が生み出したもの。

それは、僕の恋人。

サキュバスのミーナだった。

白いセーラー服姿がとても愛らしい。

僕はその姿を見て思い出した。

綾乃さんは、石にされてしまったんだ。

僕の不注意と、ミーナの策略のせいで。

つい一瞬前まで萌え上がっていた恋心は、一気に下火になった。

「ああ・・気持ちがあたしから離れていく・・。どうしてなの?どうして、すべてを忘れてくれないの。」

「綾乃さんは、僕にとっては大切な人なんだ。忘れるわけにはいかない。」

「綾乃を助けたい?」

「ああ。」

「じゃあ、あたしと”げーむ”しよ?」

「どんなゲームだよ。」

「ダンジョン探索型ろーぷれ。」

そういえば、先週、そんなゲームを二人で遊んだっけ。

「どんとこいだ。」

「敵はあたし。夢の中の世界で、綾乃を見つけ出したら君の勝ち。でも、もしあたしのからだに溺れちゃったら・・」

「18禁ゲームかよ・・。」

「夢の中で、結婚を約束してチューしたら、げーむおーばー。綾乃は石のまま。人間に戻るのは50000年後かな。」

「5、5万年って。それ、石から戻さないってことかよ。ま・・ミナとやっても結婚しなきゃいいんだな?」

「無理だよ。愛しくて愛しくて、結婚おっけーになっちゃうよ。」

「ちゅーしなければいいんだ。」

「あたしにキスしないなんて無理。だってあたしってこんなに可愛いから。ね?みてみて。」

「はいはい。その手にはかかりませんから。」 僕は彼女から目をそらした。

「早く夢の中の世界から出ないと、どんどん時間が過ぎちゃうから気をつけてね。」

「なんすかそりゃ。夢って、一晩で終わるんじゃないのかよ。」

「なわけないでしょ。何日間も夢の中であたしと過ごすの。」

「ひえ、衰弱死しちまうよ。」

「大丈夫よ。あたしのおっぱい飲ませてあげるから。媚薬入りだけどね♪」

「・・・早く綾乃さんを見つけなきゃないな。」

「急がなくてもいいよ。結果は分かってるもん。夢から醒めたら、あたしがすべてになってる。」

「僕の意思はそんなに弱くない。」

「あたしの気持ちだって、そうよ。身を焦がすような君への気持ち、君を独り占めしたい気持ち・・君に分かる?」

「どうやら真剣勝負になりそうだな。」

「今のあたしたちには必要なことよ。もう一歩、あたしたちが高いところにいくためにね。」

互いに譲れないものを賭けた真剣勝負か。

「いいよ。やろう。」

「えへっ、おなかにもあんよにも、いっぱい精子かけさせてあげるからね☆」

彼女の言葉の直後。がくっと頭を押し付けられる感覚。

僕の意識は、再び遠くなった。



つめたい。

つめたいものに包まれている。

僕は目を開いた。

石を積み上げて作った壁と通路。

その間を埋めるはずの暗闇は、壁にかけられたランプの光でだいぶ勢力を弱めていた。

ランプは、まっすぐな通路に沿って等間隔でかけられている。

僕は壁に手をかけて立ち上がった。

石壁も床も冷たいが、空気は生ぬるくて流れがあった。

僕は、長いまっすぐな通路の行き止まりに立っていた。

丸腰に素っ裸だった。

これじゃあ、襲われたらひとたまりもない。

床と天井、壁と壁の間はそれぞれ2mくらい。

からだを屈めて歩く必要はない。

いや、つーかさ。

僕、冒険者やらなきゃないわけ?

ダンジョン歩いてモンスターと戦うわけ?

どう考えても、オークとかドラゴンとかでてくるっしょ。

この雰囲気は。

・・・一目散に逃げるとか、情けないこともできないな・・

ミーナに全部見られてるわけだし。

僕が歩き出そうとした瞬間。

「ひでっちー。」

背後から聞きなれた声。

やばっ。

モンスターと遭遇した。

僕は恐る恐る振り返った。

僕の後ろにいたのは、小さな妖精・・いやインプといったほうが適切か。

こうもりの羽をもった、片手で握れそうな大きさのミーナ。

ローブのような、緑色のゆったりとした服を着ている。

「ずいぶん小さくなったなあ。それで僕とヤろうっての?」

「違うよぉ。あたしは君の相談役。」

「相談役?」

「君1人じゃ絶対綾乃を見つけられないから、味方として出てきてあげたのよ。」

「親切だなあ・・でも、敵も味方もミナってわけか。」

「そういうこと。この先に大きなドアがあるわ。それを開けると1人目の相手が現れるからね。」

「どんな相手なんだよ。」

「あたし。」

「・・・えーと。攻略法とか教えてもらえませんか。」

「水着だから、攻略法としてはあんよ、それからおっぱいしゃぶらせて・・5発くらい抜いたら休ませて・・その繰り返しかな?」

「すいません。それ、君からみた攻略法ですかね?僕からみた攻略法を知りたいんですが。」

「贅沢いわないの。今のでヒントは十分じゃない?」

「脚に気をつけろと?」

「ん〜、ま、無理でしょ。とりあえず、何回精子ヌかれても求婚攻撃には耐え抜くことね。」

「いつまで耐え続ければいいんだ?」

「君が屈服するまで、かな。」

「おい。かてねーよ。どうすりゃいいのさ。」

「各員の健闘を期待する。以上。」

「マテ。」

「それじゃあ早速イってみよう!ヤってみよう!前進、前進!」

「えぇぇぇ・・」

「ぼやぼやしてると、いつまでたってもこの夢から出られないわよ!」

ちぇっ・・

僕は通路を歩き始めた。

インプのミーナ(以下偽妖精)は、ぱさぱさと羽音を鳴らしながら僕についてくる。

肩くらいの高さを飛んで、ときおり僕の顔を覗き込む。

「負け戦を見るのは、心が痛むものよね。」

「だまれぃ。」

「圧倒的な戦力を前にしても揺るがぬ闘志。でも負ける。これが世の常よ。泣かせるわね。」

「やらせはせん。やらせはせんよ。」

「あーあ、もう二度と人間に戻れないんだ。綾乃ちゃん、かわいそうだね〜。」

「まだ負けてないっつーの。」

「あ、そーだ。夢の中で1回イくと、3回分ベットで夢精した計算になるからね。」

「どっからそんな計算式が。てか、ここで3回イかされるとリアルで9回分発射したことになるのかよ。」

「実際発射してなくても、それくらいの精力を消耗したことになるわ。だから、この夢の中で何回かイくと、からだはすっごく消耗しちゃうの。」

「すると、どうなる?衰弱する?」

「疲れすぎて夢が中断されるわ。」

「おお、そりゃいい。目が覚めるわけだ。」

「ううん、そうじゃない。からだが回復するとまた夢が再開するの。」

「なんだって。僕を夢の中に閉じ込めるつもりかよ。」

「出たいのなら降参すればいいよ?」

「僕にだって意地がある。」

「どんな意地よ。そんなもの、何の役にも立たないわ。・・ほら、前をみて。あれが最初の扉だよ。」

言われた方向を見る。

確かに、20mほど先は行き止まりになっており、そこには洒落たデザインの木製ドアがあった。

「あの向こうに1人目の相手がいるわ。」

僕たちは一歩一歩ドアに近づいていく。

ドキドキ。

バクバク。

いかん。

心臓の高鳴りが止まらない。

「ミナ、胸がバクバクいってるよ。」

「それは・・・・・すでに負け確定って感じね。」

僕はドアの前までくると、ドアノブに手をかける。

「さ、レッツ調教ターイム!」

「ちょ、調教?」

「そう。君が調教されちゃうの♪」

「むむ、そ、そう簡単にいいようにされるもんか。」

僕はドアノブをまわすと、力を込めてドアを引く。

きしみもなく、あっさりと開いた。

「やっほー!」

開けるなり、目の前に水着姿のミーナが現れる。

「あは、待ってたんだぞー。」

そういうなり、僕に飛び掛って抱きつく。

「どわっ!?」

奇襲攻撃に動揺する間もなく、マシュマロみたいにふわふわのからだがくっついてくる。

ああ〜これだよこれ〜。

「子宮に30回射精したら、次の部屋に通してあげる!」

意味不明な勝利条件。

深く考える時間はない。

僕はミーナのからだに魅入られる。

腰まで伸びた金色のロングヘアに、頭の後ろで結んだ赤いリボン。

水着は、左右の白いストライプの入った黒いワンピースタイプ。

胸に小さな白いリボンがついていた。

むにゅ。

素っ裸の僕に、女子高生に化けたサキュバスの肌が吸い付く。

「ちゅー♪」

そういうと彼女は僕の左頬にキスの嵐を浴びせてきた。

骨抜きになっている僕に追い討ちをかけるように、背中をなでなで。

甘すぎる愛の行為に、僕は早くも夢中になってしまった。

「あぁぁぁああ、ミナちゃん。大好きだよぉ。」

僕は彼女の背中を抱き返した。

『ひでっち、おちんちんががらあきよ!』

「あ、あへ?」

今が変な声が聞こえたような?

『早く腰をひいて!!』

頭の中に大声が響き渡る。

「ん、んが?」

キスの嵐がぴたりと止む。

「うふふ、君のハート、いただき♪」

そんなミーナの声が聞こえたかと思うと・・

もふっ。

もふもふっ。

「ああっ♪」

いつの間にか勃起していたペニスが、太ももに挟み込まれてしまった!

びくびくっ。びくびく。びくっ。

思わず大喜びしてしまう僕のからだ。

柔らかくて暖かい太もも。

「動くね♪」

僕の恋人は、そういうと腰をゆっくり前後させ始める。

ぎしっ、ぎしっ。

「あああああっ!!」

腰自体の動きは緩慢すぎるほどなのに、理屈抜きで気持ちいい!

ペニスをこすり付ける太もものお肌が、淫魔ならではの微細な突起を出したり引っ込めたりして、刺激を与えてくる。

亀頭も竿もあっという間に快楽一色に染まる。

左右の太ももが、1ストロークの間に微妙な強弱をつけて挟み込んでくると同時に、彼女が着ている水着までが気持ちよく擦れて、僕の肉棒を悦ばせる。

彼女のおまたのY字。

それは、左右の太ももと上方向からの水着で肉棒を射精へと促す愛の搾精地帯なのだ。

「んんっ・・あ、もう・・」

3往復目。

彼女と僕のおなかがぴったりとくっついたとき。

僕は彼女のお尻に手をあてて、からだを痙攣させた。

「あはっ♪いいよ、来て。」

ミーナは僕がどうしたいか察して、思い切りディープキスをしてくる。

二人の舌が絡み合ったとき、僕は彼女の股間で大量の精子を放った。

どぴゅーーーーーっ♪

どぴゅん、どぴゅん、どっぴゅぅっ♪

どぴゅ、どぴゅ、どく、どく・・どくん

どっくん、どくん。

「あらぁ、こんなに震えて。息も荒くして・・立位だから疲れたでしょ。そこにベットがあるわ。今度は正常位でにゃんにゃんしよ♪」

ひとしきり射精が終わったばかりの僕の手を引いて、彼女は僕を部屋の真ん中に連れて行く。

大きなベットがあった。

フリルのついた枕がふたつ。

布団やシーツにはピンク色の無数のハート模様。

先に彼女がベットの中央に仰向けになった。

「さあ、また太ももでシテあげるね♪」

僕はその言葉に誘われて、彼女の上に覆いかぶさった。

「また、おちんちんをあんよで挟んであげるからね。」

僕は、いきりたった息子で、水着ごしに彼女の下腹部を突く。

「あはん♪まんまんはまだだめよ。あんよで3回出したらいれさせてあげる。」

「まんまんしたいよぉ。」

「あんよで3回出さないと、この水着は脱げないのよね。」

悔しくて、僕は彼女の太ももをなでなでしたり、おっぱいをもみしだく。

「あうっ、あん。そんなに揉んだら母乳でちゃうよぉ。」

「おねぇちゃんのおっぱい、飲みたいよぉ〜」

「飲みたいの〜?」

「えへへへ、飲みたいー。」

けだものになった僕は、上半身を屈めて水着の上から彼女の乳首を吸った。

ちゅ、ちゅ、ちゅ・・

飲みたいけど、出てこない・・

「おねえちゃーん・・おっぱいー。」

「おねえちゃんとまんまんするときに飲ませてあげるからね〜」

僕は吸うのをやめて、彼女とディープキスした。

しばらくの間互いの口をむさぼりあった。

「はぁっ、キスもいいけど、太ももでもふもふするのもいいわよ♪」

彼女はそういうと、僕の両肩に手をかけて自分の股の位置を僕のペニスにあわせた。

ずりずり。

水着とペニスの先っちょがすれて、大量の我慢汁が彼女の水着に跡をつける。

「気絶するまで続けていいからね♪」

そう言って、ミーナは器用に太ももで僕のペニスを挟み込んだ。

僕の下になってるせいで、彼女は腰を少ししか振れない。

しかしそれでも左右の脚をすり合わせることで、速いペースで快楽をペニスに与えてくる。

「んんんっ!!」

我慢も何もあったものではない。

あっという間に精子が発射寸前になる!

「はぁい♪精液製造装置さん、いっぱい精子出してね♪我慢しなくていいですよぉ〜」

ミーナは愛しそうな目で僕を見つめて、再びディープキスを繰り出してきた。

んむ、あむ、れろれろれろ・・

吸ったり吸われたりする間に、僕はまた、彼女の素股で射精した。

どっぴゅーーーー

どっぴゅんどっぴゅん、どぴゅる、どっぴゅん・・

どくっ、どくん。

「えへへへ♪気持ちいいでしょぉ?ねぇ♪ずぅっとこんな風にしてくらそ?」

「うん・・」

僕は、彼女の気持ちいい暗示にかかったように、自分から腰を振ってしまう。

あああ!太ももがこんなに気持ちいいなんて!

ぎしぎしぎしぎし!

「うふ、太ももちゃんの味、やめられないでしょ?」

ぎしぎしぎしぎし!

快楽で焼け焦げた僕の本能は、快楽の継続を望んで機械的に腰を振り続ける。

「くく、ぅぅ・・」

より強い射精感を求めて。

ぎしぎしぎしぎし!

もう、ミーナは何もしない。

ただペニスを太ももで挟み込んで、恥ずかしそうな表情で僕を見つめるだけだ。

僕のペニスは、僕自身が繰り出す腰振り攻撃のせいで快楽責めにあい、射精を迎えようとしていた。

ぎしぎし・・

僕のからだがびくっと反応した。

「また、いくぅ・・」

「うふふふっ、いいわ。その調子よ。そうやって自分自身でからだを調教なさい。」

「愛してる・・ミナ・・」

僕は両手で彼女のおっぱいを包み、ひたすら揉みまくる。

水着のさらさらした感覚がとても気持ちいい。

揉めば揉むほど、揉みたくなる。

「愛なんかあまるほど与えてあげるわ。だから、何も心配しないで。快楽におぼれて。骨の髄まであたしのからだに溺れなさい。」

「んんんん・・っ!!」

あっさりと快楽の高みに到達する。

フィニッシュはキスしながら迎えたいのに、その前に精子が吹き出そうだ。

ミーナが搾るように太ももをきつく締めた。

僕の憧れの人。

残酷な彼女は、両手を僕のお尻にあててからだを密着させてくる。

「いっぱぁい、愛してね・・」

耳元からくるねっとりとした囁きが、完全に僕の理性を麻痺させた。

その瞬間。

目の前に肉欲の白い火花が飛び散った。

強すぎる快楽が僕の全身を駆け抜け、腰も手も動きを止める。

「あ、あ、あ〜・・もうだめ、もうだめ・・」

どぴゅるッ!どっぴゅん!どぴゅ、どぴゅっ。

どくっ。

「あ、あ、あ、あああああ・・気持ちいいよぉミナ・・」

「結婚しよ?ね?ね?」

「うん、けっ、こん、するぅ・・」

「うふふふっ。もういいなりだね。」

ミーナはさらに太ももを前後にすり合わせ、僕のペニスをお肌で擦る。

萎える間もなく勃起させられる僕の息子。

「ぐぅっ!?」

搾りとられた疲労が下腹部に溜まって、胸につきあがってくる。

じわ、じわと胸から下が痛んだ。

エロ本の美少女に萌えて、オナニーしすぎたときみたいだ。

「もっともっとあんよでミルクだしてね♪」

彼女は僕の唇を吸ってきた。

答えるように、僕はまたおっぱいを揉み始めた。

じわじわと下っ腹からつき上がってくる痛みよりも、愛欲から生まれてくる射精願望が勝った。

僕はまたコキコキと腰を振る。

ちん○が脚に擦れて気持ちいいよ〜♪

「おねえさんのあんよ、気持ちいいよぉ。」

僕がキスをやめてそういうと、ミーナはにこっと微笑んで僕にディープキスを浴びせてくる。

「んっ♪んんん、あむ、ん♪」

色っぽい声を漏らしながら、彼女は左手で僕の肩を抱き、右手の指で乳首をいじってきた。

新鮮な刺激に夢中になる僕。

「ああっ、あうぅ!あぅっ・・!」

いじわるするように彼女は、僕の乳首をひっぱったり指で強く挟んだりする。

それをディープキスしながら繰り返してくるのだ。

悶えて、体を震えさせる僕。

脚ですりすり、指で胸をいじいじされる間に、僕の性的興奮はどんどん高まっていく。

「んくっ!?ひぃ、あひぃ!」

ミーナが僕の唇を解放する。

乳首をひっぱりながら、意地悪そうな表情を浮かべる僕の恋人。

ペニスはまた、射精を迎えようとしていた。

「うふふ、どうしたい?」

「い、イかせてほしいですぅっ!!」

「あら、それだけじゃないでしょ?もっと、したいことあるんじゃない?”け”のつくこと、したいでしょ?」

「はいっ、結婚して、子供産んで欲しいですっ!!」

「よく言えたわね。ご褒美にあんよでイかせてあげるわ。ほおら、もっともふもふしてあげるわ。」

ミーナは、脚を激しく前後に動かす。

それと同時に、ペニスを責めている突起たちが勃起したように肥大化し、ますます強い快楽を刷り込んできた。

「人間の女じゃ勃起できないからだにしてあげるわね。」

「は、はい、ミーナ様っ!!」

「哀れな肉奴隷さん。」

ああ、もう肉奴隷でいい!!

「肉奴隷にしてください!!もっともっとして!!!」

女性器挿入とは比べ物にものにならないほどの快楽!

『もふもふ』してもらえるなら、もうどうでもいい!!

「あーーーっ。またいくーーっ!!」

「何度いってもいいわよ♪そーれ!」

ぎゅっ!!

両腕、両足、胸、腰を使って全身を密着させてくる。

まるで食虫植物が獲物を食らうように。

頭の中は、目の前の恋人のことでいっぱいになった。

途端。

どっぴゅーーー

どぴゅっ

どぴゅぅ。

愛のミルクが、彼女の股間に噴き出してしまった。

ペニスから垂れた愛のしずくは、シーツの上に水溜りを作っていた。

これで4回目。

素股で4回もイってしまった。

「えへっ♪もっと、したい?」

「ぜぇぜぇ、はぁはぁ、ぜぇぜぇ。はい・・」

「残念ねぇ〜。自慢のおちんち○もすっかりお疲れのご様子よ。」

「えっ・・」

言われて気づいた。

さっきまでパンパンになってた僕のちん○。

いつの間にか、精液製造装置としての役目を終えている。

すっかり枯れ果てて我が息子は、ミーナのおまたで精子の糸をひいていた。

「あああ、もっとしたいのに・・種切れなんて・・」

「あたしとべたべたしてれば、すぐ精液たまるわよ?」

「じゃあ・・」

僕はミーナに再びぎゅっと抱きついて、可愛いほっぺにチューチューした。

「いい肉奴隷ねぇ、ヌキつくしても、もっとヌカれたがるなんて。」

「ミーナさまぁ〜あなたは僕だけのものです〜」

「そう、そうよ。このからだはあなただけのもの。だから・・」

「はい・・・」

「だから、人間の女を好きになっちゃだめよ。キスもエッチも絶対禁止だからね?」

「はい、そうします・・あなただけを愛します。」

「あなたの種はすべてあたしのもの。人間の女に渡しちゃだめだからね?」

「絶対に渡しません。僕のからだは、あなたのものです。」

「うふふふふ、物分りがいい子ね。さ、疲れたでしょ?眠っていいわよ。ゆっくり休んで、性欲を蓄えなさい。」

「はい、ミーナ様・・」

『ゲームオーバー、だね。』

頭の中でミーナの声が聞こえる。

ああ・・そうだ・・

これはミーナとのゲームだったんだ・・

今頃話しかけてくる偽妖精の声に、僕はようやく我に帰った。

しかし、ときすでに遅し。

僕は極限まで搾りつくされていた。

愛と快楽と幸福を与えられる代わりに、精液と生気と正気を吸い尽くされてしまった。

体が重すぎて、どうにも動けない。

僕の下になっている美少女は、僕を愛撫したり頬にキスしたりして、今までの愛の行為を労ってくれる。

気持ちいい・・

「あい・・して・・る・・」

僕は息も絶え絶えになりながら、彼女へ精一杯の愛の言葉を捧げた。

「一杯愛させてあげるから、覚悟してね。」

もう離れたくないよ。

その気持ちを察してくれたのか、彼女は僕を強く抱いて、舌を僕の口に入れてきた。

愛しい。

狂おしいくらい。

彼女のこと以外、何も考えられない。

時間感覚が麻痺していく。

そして僕は、水着の美少女に覆いかぶさったままで、深い眠りに落ちた。



「・・なさい・・はやくぅ・・」

頬を走る優しい感触。

ああ、気持ちいいよぉ〜・・

目を開くと、ミーナの姿が見えた。

前と同じワンピースの水着姿。

むちっとした太もも。

僕ごのみの大きさのおっぱい。

みただけで心臓が高鳴ってしまう。

高鳴るだけではなく、肉棒までそそり立ってしまう。

「ミーナさまぁ・・・愛してますぅ〜・・」

「あはん♪おちんち○もおっきさせちゃって。やりたいのね?」

「はい・・」

手を伸ばせば、あのからだに触れそう。

しかし、手を伸ばそうとしても、動けない。

ジャラ・・

何かに両手が引っ張られる。

「ああっ!?」

僕は思わず、その方向を見た。

鎖?

僕は立ったまま壁に縛り付けられ、足も手首も鎖でつながれていた。

僕は牢屋に繋がれた囚人だった。

「ひどいです、ミーナさま・・」

「欲望におぼれて己の使命を忘れた愚か者。そんなあなたにはぴったりの姿だわ。」

「ミーナ様、僕、あなたのこと大好きなんです・・他の事なんか、どうでもいいんです。」

「まあ・・あたしは淫魔。サキュバスなのよ。ほら、こんな翼があるけど、それでもいいの?」

彼女は、自慢するように背中から生えた大きな翼を開いてみせる。

こうもりの翼。

しかし・・

背徳の象徴のような翼を見せられても、僕はミーナのからだが欲しかった。

「したいです、ミーナさまと。お願いですからやらせてください。ミーナさまに僕の子供を産んで欲しいんです。」

うれしそうに、くすくすと笑う彼女。

僕は白く濁った頭で、ただただ、その美しく気持ちいいからだを望んだ。

「もしミーナさまと一緒になれないなら、ここで僕を殺してください。僕とってはあなたがすべてなんです。」

「まぁ・・まあ。そんなにあたしが欲しいのなら、与えてあげるわ。あなたの妻になって、子供も産んであげる。」

「ほ、本当ですか!?」

「ええ。あたし、忠誠を誓ってくれる男の子を捜していたの。君ならいいわ。」

と、僕の腕をひっぱっていた力がなくなる。

腕をひくと、もはや僕をつなぐ鎖は消滅していた。

腕も足も自由になっている。

僕は足を踏み出して、最愛の人のもとへ歩み寄った。

「ミナ。」

僕はそういって彼女を抱きしめた。

ふわっとした、愛しいからだの感触。

僕の胸板に吸い付いてなじむ。

大好きな柑橘系の匂い。

大好きなんだよ、このからだ・・

「また、快楽に溺れるのね?」

ミーナは優しく、僕に囁く。

「奴隷にしてほしいんだ。」

「ふふふふ、指輪、あるんだよ。」

「指輪・・」

ミーナは、僕と上半身を引き離す。

僕の右人差し指にそっと触れた。

途端にふわっと光の粉が飛び散り、彼女が触ったところに銀の指輪が生み出された。

「さあ、これで君はあたしの肉奴隷。永遠の時間、あたしに精液と愛情を捧げ続けるの。いいわね?」

「はい・・」

「人間で言えばこれは結婚指輪なの。大事にしてね。」

「はい、ミーナさまぁ。」

僕の憧れの人は、優しく微笑んだ。

「さあ、それでは服従のキスを。あたしの肉奴隷として生涯精液を捧げることを誓いなさい。」

「僕は・・あなたのため永遠に精液を捧げます、あなただけに・・ずっと・・」

「いいわ、そのまま目を閉じて。」

言われるまま目を閉じた。

あたたかい唇が僕の唇に重なる。

永遠の愛。

サキュバスとの婚約。

このからだは、僕だけのものになるんだ・・・

僕は、彼女の姿を確かめようと再び目を開こうとした。

できない。

なぜか、できない。

体もおかしかった。

まるで羽根のように、ふわふわと舞い上がるようだ。

何も見えないなか、どんどん上へ上と体が浮かんでいく感覚。

途端、僕は夢の世界から解放された。

眠りから覚める感覚が全身に広がる。

僕は目覚めた。

暖かいものに抱かれて、仰向けになっている。

薄暗い僕の部屋。

外で野鳥の声がする。

目の焦点が定まって、僕に覆いかぶさっている存在が見えるようになる。

ふっと、僕の唇から暖かいものが離れていった。

ミーナが、僕の上に覆いかぶさってキスしていたのだ。

彼女の長い髪が、僕の頬にかかる。

美しい。

心を突き通す端整な顔立ち。

僕は離すまいと彼女の肩を抱いた。

一瞬僕たちは見つめあう。

「ゲームオーバーだね。」

「・・・・・」

「17時間で勝負がついちゃった。君の意思、弱すぎだよ?」

冷淡な、突き放すような言い方。

「でも・・エッチな夢、楽しかったでしょ。あれって、一度経験しちゃうとからだが覚えて、ほしがるようになるんだよね。えへへへへ。」

「えっ・・」

「水着のあたしとあんよエッチはきもちいいって、からだが覚えちゃうの。”刷り込み”ってあたしたちはいってるんだけどね。ま、早い話が調教だよね?ほら、君だって、エッチなゲームで調教系とかやったことあるでしょ?」

「・・・・」

「エッチな夢を見ればみるほど、逆らえなくなっちゃうの。でも嫌じゃないでしょ、夢みるの。自分の気持ちが分かるでしょ?ほら、ミーナ様っていってごらん。夢の中でいったみたいに。」

「・・・・」

「我慢しなくていいんだよ?ほぉら・・」

ミーナは僕の頬にキスしながら、胸を愛撫し始める。

「ねぇ、みて。夢と同じ水着姿だよー。」

確かにそうだった。

薄暗い部屋の中でもその姿は分かった。

白と黒のワンピースの水着。

夢と同じだ・・

僕は本能の命じるまま、おっぱいに手を当てて揉む。

「ああん♪」

「おおおっ・・この感触だよ、いいなあ・・マシュマロちゃん・・」

「あんよで調教してほしいでしょ〜?」

「ううううう・・」

「我慢は体に毒だよ〜?ほらほらぁ・・あんよで3回どぴゅどぴゅしたら、子宮で1回撃たせてあげる。ね?あたしの赤ちゃんつくるところに、射精できるんだよ〜?」

「う、う、うおおおおお・・」

理性が崩壊した僕。

「えへっ♪一滴残らず搾り尽くして去勢してあげるね?」

サキュバスは本気で僕の精子を求めている。

僕に選択肢はなかった。

僕はその日の午前中、膣内挿入と素股で散々射精させられた。

どっぴゅーーーーーーーーーぅぅ!!

12回目の白濁愛情を発射。

ミーナはベットで仰向けになり、僕は彼女の両足を肩に担いでいた。

あんよとおまたで僕のペニスを擦ってくるミーナ。

12回目に発射した僕の精子たちは、悲しくもミーナの水着の下腹部の部分に付着して、短い命を終えた。

トホホホ。

やりすぎなのは分かるが、やめられない。

やめようとすると、ミーナは膣内挿入本番行為で僕をひきつけてくるのだ。

素股で酷使され勢いを失ったペニスは、ミーナの膣内で散々擦られて元気になる。

半ば強制的に勃起させられ、胎内で一度射精。

そのあとすぐペニスを引き抜いて、元気なまま素股。

素股、素股、素股、本番。

素股、素股、素股、本番。

そんなリズム。

素股、といってもサキュバスの素股である。

両太もものスベスベお肌から、もきもきと触手やら突起やらひだひだが生まれて、ペニスを責めてくるのである。

ミーナ曰く、人間の女のまん○の10倍気持ちいい感触。

本当かどうかはともかく、ぶっちゃけ、これは病み付きになる。

素股だけで15回とかイけるかもしれない。

しかし、ミーナは僕をより惹きつけるために本番も併用してくる。

子宮で射精させるときは、ミーナは腰を強く僕に押し付ける。

子宮口と亀頭がぶちゅーーーっとキスしあった状態で射精させてくるのだ。

当然このとき射精すれば、子宮壁は直撃をうけてべったりとスケベなミルクまみれ。

ひょっとしたら受精してしまうかもしれない。

ミーナは僕にそんなことを意識させたいのだ。

セックスしまくったあげく、サキュバスと子供をもうけてしまう・・

そんな妄想を僕に抱かせるため、たっぷり愛情を込めたべっとり性交を繰り返してくるのだ。

相手の作戦は読めていても、気持ちいいものは気持ちいい。

僕はミーナのからだにおぼれてしまっている。

そんなことを考える間に、状況は膣内挿入に変わっていた。

亀頭が、こんこんと子宮口を叩く。

これをしてるってことは・・

もう僕、射精するんだ・・?

と、急激にこみ上げてくる射精感。

あっと思ったときは遅かった。

13回目を搾り上げられる。

どっぴゅうーーーーー

どっぴゅん、どっぴゅっ!どっくん、どっくん!

どっくどっく、どくどくどくどく!

は、激しいぃぃっ・・

「ああん、子宮が君の精子でいっぱいだよお。イカくさいおたまじゃくしが、あたしの子宮で泳いでるよぉ・・あたしの卵子を探してるの、赤ちゃん作りたくてね・・」

「うぉぉ・・」

「ねぇ♪あたしはママになるから、君はパパになって?」

「うん・・」

「うふふふふ♪いっぱい赤ちゃんの種まいてね。」

「はぁはぁ・・・あううう」

だめだぁ、どんどん駄目人間になっていくよぉ。

結局15回射精して、午前の部は終了。

僕はミーナとべったり抱き合って、昼寝した。

そして午後。

・・・・ギシギシ、ギシギシ・・・

ギシギシギシ

ギシギシギシ、ギシギシ!

1時すぎから始まったエッチは、日が暮れるまで続く。

ドッピューーーー

「あああああ・・」

肉棒の先から、水鉄砲のように精液が噴き出し、恋人の水着に付着した。

僕は、ミーナの下腹部に元気よく種蒔きしてしまう。

「また・・出しちゃったね♪」

「ぜぇぜぇ・・」

僕はミーナの両足を肩で抱え、相変わらず正常位素股プレイをしている。

しているのか、させられているのか・・

まず、ミーナが可愛いこと。

それから、彼女のからだが気持ちいいこと。

さらに、コスチュームの水着が萌えること。

ダメ押しとして、彼女が僕の恋人であること。

この4点が鎖となって、僕をミーナのからだに縛り付けていた。

さすがにこれだけ射精したのは初めてかもしれない。

「すっかり脚フェチになったんじゃない?」

「そうかも・・」

僕は、ミーナの見事な太ももをそれぞれの手のひらで擦った。

柔らかく、あたたかく、心地いい。

「あたしの足に、キスしなさい。」

「はい・・」

カーテンを割って差し込む夕日を背中に受けながら、僕は彼女のふくよかな太ももに舌を走らせる。

ぷるんとした舌ざわり。

でも、張りがある。

「おいしい?」

「はい・・」

僕はちゅうちゅうと彼女の内股を吸った。

唇に吸い付くようなミーナのお肌。

「ミルクかけられるの、大好きよ。君のこと好きになってあげる。」

「君と・・・結婚・・したいよ。」

「心配しなくていいのよ。あたしに精液を捧げていれば、必ず結婚できるから。」

「ああ・・ほんと・・?」

「約束するわ。だから、またいっぱい精液だして♪」

それから二週間。

僕は部屋にこもってひたすらミーナと交わった。

サキュバスが望むまま、僕は欲望の限り己の精を(彼女のからだで)搾った。

におい、ぬくもり、そしてミーナのからだが僕の体に染み込んで、精を抜いていく。

僕は抵抗しない。

抵抗などしたくない。

彼女は、僕が永遠の忠誠を誓った女性なのだから。

僕とミーナは、向かい合うようにベットに座っていた。

彼女はがばっと股を開き、水着ごしの性器で僕のペニスを擦っている。

右手でペニスを押さえ込み、左手でこちょこちょと玉袋をもむ。

「みて、君のおちんちん、先っちょからスケベなネバネバ吐き出してる。男って本当にいやらしい生き物ね。」

水着ごしの性器とはいえ、サキュバスのモノである。

ふっくらとしたクリトリスは、水着の下で蠢き、竿に吸い付いてくる。

まるで、蜜に群がるミツバチのように。

「はぁはぁ・・いいよぉ・・ミナ・・」

ミーナは、竿の上側を右手で押さえつけ、自分から腰を動かす。

こうすることで、クリトリスと水着が肉棒に与える快楽を倍にしていた。

気持ちいい〜〜・・

竿の下半分だけ挿入し、上半分を手コキされているような感覚だ。

快楽に溺れる僕。

ミーナは僕の肩に脚をかけると、そのまま股を閉じた。

脚コキ+素股+手コキのトリプルアタックの始まりだ。

僕はここ数日、これの虜となっていた。

あーあ・・また、一滴残さず子種搾られて去勢されちゃうんだ・・

胸が情けなさでいっぱいになる一方、からだはこれから始まる『愛のヌキヌキタイム』を待ち望み、いまにも射精しそうなほどペニスを勃起させてしまっている。

調教されるって、こういうことなんだ。

からだが、自分の意思と関係なくエッチを望んじゃうんだ。

悲しい。

けど、気持ちいい。

幸せ。

悲しいけど・・幸せ。

どんどん壊れてく。

もふもふ。

もふもふ。

太ももがペニスを強く挟み、何度もしごいてくる。

一気に射精願望が強くなり、僕はパンパンと腰を打ちつけ・・

そのまま大量の精を放った。

どっぴゅーーー

どっぴゅんどっぴゅん、どぴゅどぴゅ!

どっくん、どく、どく・・

心臓はバクバクしっぱなし。

精子はドクドクしっぱなし。

僕はパンパンしっぱなし。

そのまま僕は、素股プレイを繰り返した。

14発素股でイって、ミーナのお腹に精子を撒き散らす。

いつものことだが、部屋中がイカくさくなっていた。

14発目を出し切ると、僕が種切れになったのを察してミーナは股を開く。

僕は、開いた脚の間に倒れこむ。

ちょうどそこが、ミーナの胸の位置なのだ。

両手がおっぱいにあたり、すぐ甘いディープキスが飛んでくる。

「あむっ、あんっ・・精液、また全部搾っちゃった♪」

そういって、彼女は強く抱きしめてくる。

密着した状態で、彼女は僕のお腹に自分の下腹部をすり合わせてくる。

精液をたっぷりと吸い込んだ黒い水着。

すり合わせるほどに、精液が僕のお腹に付着して、ねちゃねちゃと糸を引く。

「ねぇひでっち。どお?自分のまいた種をつけられる気分は。」

「あったかい・・」

「あたしたち、赤い糸じゃなくて白い糸で結ばれてるのね。うふふふ。からだとからだが、ベトベトのエッチな糸で結ばれてるのよ。」

「ウェディングドレスってさ、白いよね・・」

「あはっ♪じゃあ、ひでっちの精子でドレスを作るわ。あたしがひでっちと結婚するときは、そのドレスをきるの。」

「いいね・・」

「ウェディングケーキも、ひでっちの精子で作りたいな。」

「ミナのおっぱいも飲みたいな。」

「結婚式で?」

「うん。」

「いつも飲んでるじゃない。」

「結婚式でも飲みたい?」

「うん。」

ミーナは肩にかかってる水着の紐をはずし、上半身をはだけさせた。

豊かな乳房を僕の前にさらす。

セックスを散々しまくっているにもかかわらず、なぜか・・穢れないさくら色の乳首。

淫乱で肉感的な乳房と清楚で純潔な乳首の取り合わせが、僕を狂わせる。

僕はそのまま彼女の右の乳首に吸い付き、時を忘れて母乳を飲んだ。

切ない、甘酸っぱいメロンサワーのような味。

幾ら吸っても枯れることのない、甘い味。

僕は好きなだけ吸う。

吸っても吸っても吸いきれない量があふれてくる。

「ああっ、いいよぉ。おっぱい、気持ちいい!もっと吸って!うくっ!!!い、いいっ!!」

悶えるミーナ。

「もっともっと吸って。あなたの生気返してあげるから・・あはんっ!!愛してる、ひでっち!!」

そう、これは僕の生気から作ってるものなんだ。

僕の命をミーナが吸い尽くして、そして僕に戻す。

もちろん生気のうちいくらかは、ミーナが摂取する。

プレイ料金みたいなものだ。

ほんのすこしのプレイ料金。

あとはすべてギブアンドテイク。

僕はこの理屈に納得してしまった。

納得して満足した以上、反抗心は芽生えてこない。

反抗心すら奪ってしまうなんて、本当に恐ろしい支配者だ。

このサキュバスという悪魔は、とてつもなく恐ろしい存在なのだ。

そんなことを考えながら、僕は、両手でミーナの右乳房を掴み、ちゅうちゅうぺろぺろと音を立てながら母乳を吸う。

ミーナは、乳首で激しく感じてしまう自己暗示をかけていた。

僕は、ミーナの赤ん坊のふりをして乳首を責め続ける。

サキュバスは、その責めに耐え切れず僕の名前を叫びながら何度も絶頂に達した。

でもそれはサキュバスに勝利したことにはならない。

二人の絆が深まっただけなのだ。

言い換えれば、イかせてもイかされても、僕はこの美しい少女に恋い焦がれるしかないのだ。

逃げ道を完全に奪われてしまった。

どうすればこの子を嫌いになれるのか分からない。

淫夢のどん底よりはるかに淫らな、ピンク色の現実世界。

意地悪なこの少女の乳首を、僕は精一杯舐め、吸い、愛し続けた。


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