『らぶらぶラビリンス』
<1>-<2>
本SS(短編小説)は、2006年から2015年ごろまでwisper様に掲載されていた作品(淫魔猟兵対美少女戦士のスピンオフ)です。
<2>
謁見の間は、静まり返っていた。
部屋の奥には、質素な木製の玉座がある。
部屋に装飾品らしいものは何もなく、ただ四隅の壁に松明がかけられているだけだ。
ここには、強大な力を持った誰か、あるいは何かがいるはずだった。
僕の思い込みにすぎないのだろうか。
この階には下へ下りる階段が見当たらず、あるとすればここしかなかった。
だから、階段はここにありそれを誰かが守っているはずなのだ。
僕は、ちょっとした会議室ほどの広さの部屋を、玉座のほうへと歩き出した。
慎重に進む足音が、部屋に響き渡る。
僕は周囲を警戒しつつ前進するが、部屋にはどこにも隠れ場所がないのだ。
玉座の裏側を除いては。
僕は腰の鞘に収めてある剣に手をかける。
何が、いる?
それともいない?
・・のか?
玉座の前に来た。
僕は剣を抜くと、剣の切っ先で玉座を右のほうへ静かに押す。
下の階への穴が隠されていれば、しめたものだ。
軽くひきずる音をたてて、木の玉座は簡単に動いた。
そして、玉座の陰に隠れていたものが姿を現した。
白くて丸っこい塊。
毛の生えたふさふさの、ふっくらした生き物。
くりくりっとした神秘的な目で、僕を見上げる。
猫。
僕は一瞬、その生き物と見つめあった。
真っ白なペルシャ猫だ。
子猫だった。
「おいで。」
すぐ後ろで女の声。
子猫は、僕の前をつっきって背後へ走っていく。
僕は、声の主を探そうと猫が走る方向をみた。
4歩分の間をおいてその女が立っていた。
猫が駆け寄ると、女はそれを両腕で胸まで抱きあげた。
「ようこそ、あたしの部屋へ。」
僕は剣を握ったまま、彼女に向き直る。
「・・・悪人面の男がいると思ったんだけど。思い過ごしだったみたいだ。」
「悪人面の男なら知ってるわ。」
「どこにいた?」
「ほら、あたしの目の前に。」
一瞬、ふたりの間に沈黙が走る。
女は豊かな金色の髪をかきあげた。
僕が知っているどんな娘よりも美しい顔立ち。
そこには、余裕の微笑が浮かんでいた。
ベアトップの漆黒のショートドレスの下では、女であることを誇示するように豊かなからだが自己主張している。
僕の目は、彼女の顔から、胸、腰、そして短いドレスでは隠し切れない脚へ移る。
彼女は美しい上、性的なアピールが豊富だった。
美しいふくらはぎの上にはどんな太ももが隠れているのか、僕は好奇心を抱いた。
「あたし、サキュバスのミーナ。一応これでも王女様よ。」
「サキュバス・・」
美しいと感じた自分の胸に、罪悪感の棘がささった。
「せっかくサキュバスの王女様にあったんだから、気持ちイイことしてみない?」
「そんなこといって、殺しちまうつもりなんだろ?」
「殺すですって。まぁ、恐ろしい。」
ミーナというサキュバスは、大げさに驚いてみせると、かがみこんでそっと猫を逃がしてやる。
「おまえはお逃げ。」
猫は、謁見の間から出て行った。
猫が暗闇に姿を消すと、彼女は僕に向き直る。
「そういう誤解が、殺し合いをうむのよ。」
「誤解だって。サキュバスにヤリ殺された男なんて、何人もいるだろ?」
「それは相手が悪かったのよ。あたしはあなたを殺したりしない。」
「じゃあ、奴隷にでもするのかい。」
「うふふ、あなたなら恋人にしてあげちゃうわ♪」
「うれしいのはヤマヤマだけど・・」
とは言うものの。
この美少女を独り占めしてみたい気もする。
「きみ、すごく可愛いね。」
「ふふふ。ねぇ、あたしと遊んでみない?損はさせないわよ。」
胸がドキドキしてしまう。
「君のこと、好きになったら、どうしよう・・」
「二人で暮らしましょう。」
「そんな・・魔物を倒しにきたのに、魔物を好きになるなんて・・」
「分かったわ。好きにならない程度に気持ちよくしてあげる。」
「ほ、ほんと?」
「うん。あなたが困らないように考えてあげるわ。それでどう?」
「優しいんだね。」
「褒めてくれてありがとう。絶対にあなたを困らせないから、あたしと遊んでいってよぉ。」
「むふふふ・・いいよ、でも他の人には黙っててくれよ。」
「うふん、これからすることは、あたしとあなたとの秘密ってことね。それじゃあ早速エッチなことしましょう♪」
「う、うん。」
「その前に。その鎧、脱いでもらえるかしら?武器も、その辺においてね。」
僕は言われたとおりに、装備品を床に置いた。
「服も脱がなきゃね。」
ミーナの言葉に従って、僕は一糸まとわぬ姿となる。
「わあ。いいからだ。興奮しちゃうわ。それじゃあ・・あたしも・・。」
彼女は、ドレスを足元に脱ぎ捨てる。
むちっとした太ももが僕の目を釘づけにした。
そして、肉づきのいい腰。
黒いワンピースの水着姿。
ふっくらした乳房が、水着の上からでも手に取るように分かる。
「どお?さすがにクラクラきちゃうでしょ?触りたいでしょ?いっぱい抱きたいでしょ?好きなようにしていいのよ。」
ああ、もみもみしたい!
あのからだを僕だけのものにしたい!
僕はふらふらとサキュバスに歩み寄ると、そのまま無意識のうちに抱き寄せる。
少女の心地よい肌触りが、僕の腕と上半身を支配する。
これだよおおおお。
これが欲しかったんだよぉ。
突然果樹園に足を踏み入れたような、甘い香りが僕の鼻腔をピンク色に染めた。
そしてキス。
キス。
キス。
二人は立ったまま、何度もキスを繰り返す。
お互いに目を開いて見詰め合ったまま、何度も唇を重ねる。
気がつくと、僕と彼女の両手は、相手の背中を愛撫していた。
「あふっ・・一緒に暮らしましょう?・・二人で、一緒に・・」
彼女のすこしハスキーな甘い声に、頭が心地よく痺れる。
抱き合うの気持ちいいっ・・
「好きだよ・・ミーナ・・」
「じゃあ、いっぱーい精子出してね?」
「うん、出すよ、いっぱい。」
「おちんち○枯れるまで、種まきするのよ?」
「うん。」
「うふふふっ、これは久々の上物ね・・何人産めるかしら。さ、・・あんよで精子吹かせてあげる。」
「はいぃ。」
心がトロトロに溶けた僕。
そんな僕の勃起チン○を、ミーナのむちむち太ももが挟み込む。
「ああああっ!」
ペニスを包む、柔らかくてむちっとしたふともも。
僕のからだは喜ぶ。
「あなたみたいな童貞チン○は、まず立位素股で開発してあげるわ。」
そういうと、ミーナはコキコキと腰を前後させる。
どきどき・・
これから起ころうとしている淫らな愛の儀式に、僕の期待は高まる。
ああっ、でもこの子、サキュバスなんだよなあ。
サキュバ・・って、うくっ、すべすべふっくら太もも!
素股気持ちいい!!
子宮口をペニスで突かせるように、彼女のストロークは深い。
雁首からペニスの根っこまで太ももで擦られるようだ。
さわり心地のいい布地がペニスを包み込んで、しつこく扱きあげてくるような感覚。
しかも、何度か往復するごとに下腹部同士をねちっこく擦り合わせてくる。
水着ごしに彼女のお腹が擦れる感覚が気持ちよく、ついつい自分からお腹を押し付けてしまう。
僕は、もっともっとミーナのなすがままになりたくて、彼女を強く抱き締めた。
「あぁん♪この調子じゃ、すぐお腹おっきくなっちゃうね。」
「はうぅ・・」
立ったままだっこして、サキュバスにちん○陵辱されてる・・!
彼女は両手を僕の首筋にあてる。
「どう?あたしのもふもふ攻撃。射精を促すだけじゃなくて、愛を高める効果もあるのよ。もう、あたしのこと大好きでしょ?抱けば抱くほどほど好きになれるの。さあ・・」
「あううう・・」
コキコキと、彼女は腰を振り続ける。
ただ太ももの肌でペニスを擦られてるだけなのに・・
恋愛感情もどんどん高まり、僕は射精したくて堪らない気持ちになっていく。
「んくっ・・ミナ!!!」
まだ、一分も経ってないのに・・
「いいよ、射精して。あたしのこといっぱい愛して射精してね?」
「み、ミナっ!!」
僕はすばやく彼女の唇を奪うと、両手で彼女のぽっちゃりお尻を押さえ、ペニスを太もも奥深く差し込んだ。
その瞬間、僕の目の前は真っ白になり、からだががくがくと震えた。
どっぴゅーーーーーーーーッ
ドッピュッ!!
ドピュ、ドピュ、ドピュ
ドピュ
ドピュ・・。
彼女の股間から白い精液が噴き出す。
「あはん、勇者さまの精気、吸い取っちゃった♪」
「あぁああぁぁぁああぁ・・」
全身から力が抜けていく・・・
凄まじい精気の喪失感だ、これがサキュバスに精気を吸われる感覚なのか・・
でも、とっても気持ちよくて幸福な気分だ・・
もう・・
これは・・
やめられないかも・・
か、快楽に屈するわけではないが・・この子はいいかもしれない・・
この状況を楽しんでしまおう!
「うふふふ、もう一度搾られたいでしょ♪」
「はうぅぅ〜もう一度してください・・」
「うふ、いいわよ。今度はもふもふじゃなくて、ズコズコ突いて赤ちゃん作る練習をしましょう。」
サキュバスは、僕の耳元で甘く囁いた。
赤ちゃん!
その言葉に、僕の胸ははちきれんばかりだ。
「う、うん。」
「あたしの赤ちゃん作るお部屋に、赤ちゃんの素を注ぐ練習よ♪」
「でへへへへ・・」
ドキドキ、ドキドキ。
「もし赤ちゃんができちゃったら、そのときは出産と育児の練習もするのよ。」
「おおおおおお・・」
「うふん。子種も生気も、枯れるまで搾ってあげるわね。」
「はい・・」
「さあ、勇者さまぁ。寝室で子作りの練習をしましょう?」
そういうと、ミーナは一旦僕の体から離れ何歩か後ろに下がる。
ミーナが離れて、少しの間放心状態になる僕。
彼女は石造りの壁のそばに立った。
「こっちよ。勇者様。こっちにきて・・」
彼女が壁に手をあてると、光り輝く魔法のドアが現れる。
彼女はノブを引いて、ドアを明ける。
中には豪華な装飾を施した、寝心地のよさそうなベットが見える。
「勇者さまも、なかへ・・」
そういって彼女は秘密の部屋へ入っていく。
僕も誘われるまま、部屋に入った。
ミーナはベットにふちに腰掛けて、僕を見上げた。
「たくさん、子宮に精液をかけてくださいね。あなたの精で、わたし、受精してみたい。」
「君が欲しくなってきたよ。」
「ウフフフ、あなたが望むなら、ずっとここで付き合ってあげるわよ。」
ゴクッ。
「あたしと結婚とか・・どう?」
僕は本能丸出しになってしまって、ミーナのそばに腰掛けて美しい髪の毛をかきあげた。「本当に、君が欲くなってきたよ。結婚したいよ。」
「もっとわたしを求めて。求めてくださるなら、この身も心も差し上げますわ♪さあ・・深くて甘い愛に、ふたりで溺れましょう?」
ミーナはそういうと、僕に深くキスしてくる。
欲望を抑えきれず、僕は彼女の背中に手を回して愛撫を繰り返す。
頭が真っ白になって、胸はドキドキしっぱなし。
ミーナの両手は僕の胸にあてられ、優しくさすってくる。
もう、本能だけで生きてる。
少しの間、愛撫とディープキスの海に溺れる。
そして、僕はもっと彼女のからだが欲しくて乳房を水着ごしに揉む。
もみっ、もみっ、もみもみ。
甘い快感に耐え切れないのか、サキュバスは唇を離し吐息を漏らした。
「んんっ♪あっ♪」
彼女は、僕の両手首を掴んで頬を紅く染める。
「急に愛しすぎよぉ。サキュバスのあたしでも、もう蕩けちゃうわ♪」
柔らかい、ふわふわマシュマロさん♪
もみっもみっ。
「やぁん♪なんていやらしい人なの♪」
もみもみもみっ!
「お願い、あたしのだんなさんになって♪」
激しく乳房をこねくり回すと、ミーナはビクッ、ビクッとからだを揺らす。
「あはんっ、胸がいいのっ、乳首吸ってくださいっ♪あたしの赤ちゃんになってっ♪」
その言葉に完全に理性を失った僕は、クリーム色と黒の縦じまの水着の右胸の、わずかな突起に狙いを定めた。
興奮したサキュバスの、水着の下の硬く膨れた突起。
僕は顔を近づけると、黒い布地の上からミーナの乳首を吸う。
もみもみ、チュッチュッ!
チュッチュッ!!
これは・・気持ちいい・・
舌で、水着ごしに乳首を吸うのがこんなに気持ちいいだなんて。
チュチュッチュウ!
微妙に摩擦があって擦れる水着が、舌先を心地よく愛撫してくる。
乳首はぽてっと固くなっていて、こちらが吸えば吸うだけ強く舌を擦り返してくる。
「ああん☆」
ミーナは悦んで、両手で僕の顔を右胸におしつけてくる。
甘ったるく濃い香水の匂いが、僕の鼻腔を満たしていく。
「勇者さまぁ、もっと吸ってくださいな。わたくしの自慢の母乳をお飲みになってくださいね♪」
チュッチュッチュッ!
言われるまま、母乳を催促してしまう僕。
パユッ、パピュッ☆
瞬間、舌に暖かい液体がかかった。
あぁぁぁあああ〜サキュバスさんのミルクだ〜・・
暖かいお乳が、僕の口の中に広がっていく・・
バニラエッセンスのような濃い香りと、甘酸っぱい風味。
おい・・しい・・
ごく、ごくごっくん。
甘くてすっぱくて・・愛しい・・
「うふふふふっ、そうよ。もっと吸うのです。我がしもべとなるのです♪」
チュッチュッ・・
吸えば吸うほど、溢れ出てくる・・
いや、吸わなくてもドフドフと乳首から分泌されているのだ。
ゴクゴク、ゴクゴク!
み、水着ごしなのに・・頻繁に飲み下さなければいけないほどの量だ!
ゴクゴク、ゴクゴク、かはぁっ!
苦しい!
量が多すぎるよ!
僕は咳き込んだ。
ミーナの両手が、僕を乳房から引き離した。
「あはははっ、ちょっと多すぎたかしらね。」
僕は肩で数回呼吸すると、顔をあげる。
僕らは互いにベットの縁に腰掛けたまま、目をあわせた。
「ごらんなさい?あなたはこんなものを飲んだのよ?」
相変わらず水着姿の彼女は、素肌丸出しの右腕を僕に伸ばした。
その手の平には・・
ピンクの粒が混じった緑色の粘液がついていた。
彼女は、それを僕の顔に近づけてみせる。
「これが・・いまあなたが飲んだものよ。」
「えっ!?こ、これが、ミーナさんの・・お乳。」
お乳という言葉を聞いて、クスっとサキュバスは笑う。
「粒には愛情と性欲を高める作用が、粘液には睾丸に”淫魔の種”を作らせる作用があります。」
「淫魔の種・・」
「そお。これであなたは、あたしに子供を授けるための種馬となるのです。」
「そんな、種馬だなんてひどいよ。」
「うふふふふ、何百年も可愛がってあげるから大丈夫よ♪」
ミーナはパチッとウィンクする。
なんて可愛い子なんだ・・
僕は強引に魅了されてしまう。
「え、あ・・ミーナさん・・」
「うっふーん☆あたしとたくさん赤ちゃんもうけてくださいな♪」
ミーナは、そういって両足を上げてベットにのると、中ほどに進んで仰向けになった。
腰まで伸びた金色の髪がシーツの上に乱れた。
「ねえ、ほらぁ〜、ふたりで愛しあって赤ちゃん作ろう?」
うぐぐぐ、まぶしすぎるワンピース水着姿。
「うふふふ、あたしとニャンニャンしたいんでしょ?我慢しないで、あたしの膣にお○○ちんを入れていいのよ?サキュバスとズコズコしてみたいでしょーー?」
真っ白な太ももが丸見え。
そして、さっき僕が甘えまくった胸の二つの双丘も、思い切り自己主張している。
ああ!もう我慢できない!!
ズコズコしたーい!!
僕は飛びつくように彼女のそばに来ると、美しい太ももを一人占めするべく、彼女の脚を肩にかけた。
すべすべ太ももを愛撫すると、ミーナは僕の気持ちを汲んでくれて、太ももで首をぎゅっと絞めてくれる。
ああっ、幸せ〜・・
「今からあなたは、あたしの夫。このからだを好きに使っていいわ。何度射精しても、どこに射精しても、私はかまいません。あなたが私を愛してくれた分だけ、しっかり愛してあげる。」
「はいぃ・・」
僕はこれ以上我慢できず、ミーナの水着の股の部分をずらした。
毛一本すらない奇麗な女性器。
花びらが丸見えだ。
すでに性器は濡れており、幾筋もの粘液が花弁から垂れている。
股間で反り返っている息子を、僕は本能のままに花弁にあてがった。
「ああん♪早く中にぃ。二人の愛を深めましょう?」
そういってミーナは僕の両脇に手を絡め、腰を僕に押し付けてきた。
ニュプッ。
柔らかくて、暖かくて、ネトネトのサキュバスの膣が、僕の亀頭を包んでいく。
「おおおおおおおおっ・・」
ぼ、僕、さ、さ、サキュバスと・・セックスしてるんだ・・
嬉しくて、僕は両手の彼女の腰のそばにつくと、腰で膣をゆっくり突く。
ヌプププ。
亀頭から竿まで、簡単に膣の中に吸い込まれていく。
緩くて柔らかい、甘い愛の壷。
ヌププ・・
腰を進めれば進めるほど、ペニスは中にはいっていく。
そしてとうとう・・愛の壷の中に僕の男根は納まってしまった。
「最初から本気をだすとあなたが狂ってしまいますから、お手柔らかに愛してあげますね♪」
「はい・・♪」
「とはいっても、人間の女とは比較になりませんのよ♪」
「入れてるだけで、イっちゃいそうだよ・・」
「いっぱいイって好きになってくださいね。あなたをここに引き止めるのがあたしの仕事なんですから♪さあ、それでは・・愛してあげますね♪」
そういうと、ミーナの膣がキュッと締まってきつくなる。
膣壁には柔らかい突起が無数に飛び出てきて、ペニスの亀頭や竿を擦ってくる。
「ううっ、なんか、ミーナさんの中にいぼいぼが・・」
「その突起から、愛液が分泌されてきますのよ?」
そう言われている間に、無数の生暖かいモノが全方位からペニスに吸い付いてくる感覚。
「これにも催愛効果があるのですよ、うふふ、淫魔のからだから出るものは、愛や性欲を高める作用ばかりなの。だから、本能のまま素直に愛してくださいね?」
「はい・・・♪」
「どんなに愛が高まっても、いきつく最後の関係は、”家族”ですから安心してください♪もっとも人間どうしの”家族”ではなく、淫魔と人間としての”家族”ですけど。」
ミーナは自分から腰を前後させてくる。
ズチュッ!チュ、グチュッ!
いやらしい水音とともに、膣壁の突起がぞわぞわと動いて、ペニスを愛撫してくる。
同時にペニスには、愛情を高める粘液がどんどんすり込まれてくる。
ああああ、欲しい、欲しい、この娘が欲しい・・!
僕は欲望を抑えきれず、両太ももに手をあてると、本能のまま膣を突く。
「あっ、あっ、ああっ!!気持ちいい!!」
僕は情けない声をあげた。
サキュバスさんの膣、最高に気持ちいい!
快楽でどんどん射精願望が高まっていく。
膣のなかで・・サキュバスの膣のなかで僕の種をまきたい・・
愛しあって・・ずっと・・一緒に・・
僕が快楽に溺れて腰を揺らす間に、膣壁の突起はフジツボのような形になっていく。
それは、絶え間なく粘液をペニスに擦り付け、突起の頂点から小さな触手を伸ばし、ペニスをくすぐってくる。
そんな突起が膣壁にびっしりと生えて、ペニスを犯してくるのだ。
「あふっ、あふぅ、ミナちゃんのまんまん、すごいよぉ〜」
僕はもう・・サキュバスのペットになってしまう。
「勇者さまぁ、おねがぁい、あたしをママにしてください・・赤ちゃん、欲しいの♪」
「好きだよ、大好きだよっ!!!」
興奮と快楽に飲まれ、僕はガンガンとミーナの蜜壷を突く!
ズコズコッ、ズッコズコ・・ズコズコズコズコ!!
「はぁん、子宮にエッチなミルクかけてくださいな♪もっとわたしと深くつながって・・」
そういうとミーナは腰をさらに僕に押し付けて、僕のチン○の根っこまで膣に収めようとしてくる。
「気持ちいいでしょう、一人で腰をフリフリしてそのまま射精しなさい。赤ちゃんを作るフクロのなかに、精液を流し込むのよ。」
「結婚・・しよう・・ミーナちゃん・・く、くぅ我慢できない!」
「うふふふ、ほおら、我慢しないで。もうイきたいでしょう?このからだはもう、あなただけのもの。安心して何度イってもいいのよ。たくさんこども作ったら、結婚してあげる。」
「はい・・♪そ、それじゃあ、こどもの素を・・」
ミーナはその言葉を聞いて、にっこり微笑んだ。
その微笑みに、僕の興奮はさらに高まる!
「サキュバスとの交尾、楽しいでしょう?いけないことだから、すごく楽しいのよ・・ねぇ、うふふふふふ、さぁ、きて。あなたの淫らな愛をわたしの子宮に・・」
僕の体は、自分自身を射精させるためにガンガン腰を振っている。
もう、自分の意思で体をコントロールできる状態じゃない。
ただただ、性愛の一瞬の充足感だけを求めて、僕はサキュバスのからだをむさぼる。
ズコズコズコズコズコ!
「も、もう・・あうっ、ミーナちゃん・・おなかに出すよ・・」
「ふふふふふ、うふふふふふふ、気持ちよく射精させてあげる・・っ!」
とどめをさすべく、サキュバスはがっちりと僕に抱きつき、子宮口を亀頭に触らせる。
僕がズコズコと腰をつくと亀頭が子宮口に触り、ミーナが甘い声を漏らす。
「やっぱ、あんた、久々の上物だね、涸れ果てるまで楽しませてあげるから、覚悟しなね。あっ♪あん♪あはあっ♪ああああーーん♪勇者さまぁ、さあ、わたくしの子宮にいっぱい注いで、愛してくださいな!」
激しい愛の行為の最中、サキュバスの口調が変わることに気づくはずもない。
い、(・∀・)イイ!もう、らめぇだあっ
あへ、あへ、あへへへへ
「大好きよ、勇者さま☆うふっ!」
ミーナはかすかに腰を引いて、再びズコッと子宮口で亀頭を叩く。
それがとどめとなった。
ぴゅぴゅぴゅぴゅっ!!
カチカチに張り詰めた肉棒が、とうとう真っ白な愛情を少しだけ漏らしてしまう。
精液を漏らしてしまったことで、尿道付近がじわっと快楽に染められる。
「くうっ!!」
そして、僕には耐え切れない快楽が肉棒の奥底から一気に湧き上がって、勢いよくサキュバスの子宮壁を白く汚す。
ドピュッ
どっぴゅどっぴゅ、どっぴゅーーーッ!
次々と、べっとりした淫らな愛が亀頭から噴き出す。
どぴゅ、どぴゅどぴゅどぴゅ!
どっぴゅどぽ、どぽ、ごぽぉっ
それは、受精には十分な量の精液だった。
「全部射精していいのよ。射精してくれた分だけ、あなたを愛してあげるからね♪」
ミーナは僕の背中を撫で、一滴残らず精液を吐き出させようとする。
まるで、体全体から精液を搾りだそうとしてるみたいだ!
「残しちゃだめよ。全部出すの。」
そういって、ミーナはガンガン腰をついて、膣壁のイボでペニスを扱く。
「あああああああっ!!ミ、ミーナさまぁああああああ!!」
びゅっ、びゅっ、びゅーーーっ!!
今まで味わったことのないほどの長い、大量の射精。
サキュバス、サキュバス・・
サキュバスのからだ、きもちいいよぉ〜
もっともっと、もっとして〜
ぴゅーーーっ!どぴゅっ!!
どっ、ど、どぽっ、ごぽっ。
ぴゅ、ぴゅっ、ぴゅるる・・
「こんなにたくさんの精子を子宮に受けたのは久しぶりねぇ・・ククク・・」
遠くなる意識。
それでも僕は何度も何度もミーナの名前を呼ぶ。
しかし、次第に全身から力が抜け、前かがみの姿勢を保てなくなる。
僕は柔らかなミーナのからだに覆いかぶさるように軟着陸した。
「ミナ・・」
重なりあうふたり。
ミーナの両足が、僕の腰に絡んでくる。
「うふふふ、気持ちよかったかい?」
「はい・・♪」
ミーナは僕の背中を愛撫しながら、優しく頬にキスをした。
「あんたの精もとっても美味かったよ。ねえ・・あんたはもう、この部屋から出られない。」
「え・・」
「死ぬまでここで暮らすんだよ。いいかい、あんたは罠にかかったのさ。このからだはね、あんたを捕らえるための罠なんだよ。」
少しづつ、僕に理性が戻ってきた。
「わな・・」
「うふふっ、そういうこと。あたしはね、勇者を狙って誘惑し、こどもをもうけて一族を増やすのが仕事なのさ。」
「えええっ・・・!?」
「あんたはね、これからここで、死ぬまであたしに種を撒き続けるのさ。」
「ずっと一緒なんだ・・」
チュッと、ミーナはまた頬にキスした。
「もうっ☆そこは喜ぶところじゃないだろ♪うふふふ、可愛いんだから。」
「えへへへへ、もっと・・もっとしようよ・・」
「あはっ、一滴残らず精液を搾られたのによくいうよ。今日はもう、種まきはだめよ。無理はからだによくないの。」
「え、そんなぁ・・」
「射精しなくても、楽しむ方法はいくらでもあるよ。ほら、こんな風にベタベタするとかね。好きなんだろ?あたしのこと。」
「はい・・」
「じゃあ、からだを使ってあたしのことを愛するんだよ・・」
「はい・・」
僕は、愛しい人の左右の胸を水着ごしに揉みまくる。
「あはんっ♪あんよもおっぱいも好きなのね♪」
「君が大好きなんだよぉ・・」
おっぱいを揉みつつ、僕はミーナの唇に舌を差し込む。
快感に悶えるミーナ。
あんあん、あんあんと鼻にかかった甘い声が、僕の耳に心地よい。
「精子がたまったら、また思いっきり搾ってあげる。あんた、うふふふっ、いっぱい気持ちよくして、精子枯らしてあげるからね。」
これは、本当に・・心もからだも涸れはてるまで楽しめそうだ。
僕だけのサキュバス。
「えへへ、僕と結婚しようよ・・」
「浮気なんかしたら、ひどいんだから・・覚悟しなよ・・」
僕はおっぱいを強くもむ。
手のひらからこぼれるほど豊かな乳房。
「あ!ああん♪あん、あん、あっ♪」
大好きな人の甘い声を聞きながら、僕は意識が遠くなっていく。
待って・・待って、まだこの夢・・
この夢終わらせないで!
まだこの子と一緒に遊びたいんだ!!
しかし、僕がどんなにこの夢の中にとどまることを望んでも、夢の創造主は聞く耳を持たないようだ。
いやだ、もっともっとミナを抱いていたい!
一緒にいたい!!
一緒に、何回もエッチしたい!!
『安心して。目覚めてもすぐあたしがいるから。』
ずっと高いところから、声がした。
『あたし待ってる。だから早く起きて。一緒に遊ぼう?』
意識はさらに遠くなり、とうとう、目の前は真っ暗になった。
・・・・・・
「おはようでゴンス。」
僕は、胸いっぱいに心地よい香りを吸い込んで目を覚ました。
柑橘系の芳しいにおい。
「ああっ、ゆ、夢か・・」
意識がはっきりして、視界が開ける。
朝の光。
僕は、自分の部屋のベットにいた。
すでに部屋には暖房がきいていて、真冬の寒さを感じることはない。
腹の上には水着姿のミーナが乗っている。
彼女は、僕に覆いかぶさるようにして頬に唇を近づける。
「おはよ。エッチな夢、楽しかったでしょ?」
白く美しい腕を僕の肩に巻きつけてくる。
僕のからだを包みこむ、ミーナの濃いメスの匂い。
「うふふふっ、すっかり淫魔の奴隷になっちゃって。」
「別に、奴隷なんかじゃ。」
何度か僕の頬にキスする。
サキュバスとの甘すぎるひと時。
ミーナは、夢の中と同じようにワンピースの黒い水着を着ていた。
その水着ごしに、豊かな乳房を僕の胸板に押し付けてくる。
むにゅうっ。
柔らかなマシュマロが、僕の胸に吸い付く。
夢の中では、これを揉みまくったんだ。
愛しすぎて、頭から煙がでそう。
ついつい、彼女の腰やらお尻をなでてしまう。
さわり心地がよくて、何度も何度も円を描くように。
「奴隷じゃないなら、なんなのよ。ペット?」
「こ、こ・・恋人とか、も、も、もっとまともな表現あるだろ?」
「あはっ♪照れてる!?ツンデレ美少年。可愛いーっ。」
「可愛くないよっ、もう・・」
「すっかりペットだね♪」
「ち・・ちが・・」
僕が何か言うたびに、ミーナはもじもじとからだとからだを擦り合わせる。
「なによ、ツンデレっ子。」
もちろん下半身を重点的に。
僕は全裸だった。
ミーナが太ももや下腹部を摺りあわせてくると、やけに気持ちいい。
すべすべむちっとした圧迫感が、僕の股間を間接的あるいは直接的に元気にする。
「うくっ・・やめ・・」
気づけば、すっかり勃起しているではないか。
「このままいじめると、でちゃいそうだね♪あんなに出したのに、まだイケルんだ?」
ミーナはそういうと体を起こして、再び僕の腰にまたがる。
ミーナのいやらしいからだつき。
何度も何度も見ているのに、いつまで慣れないむっちり太もも。
すぐにも子供を育てられそうな豊かな乳房。
そして、グラビアアイドルたちも見劣りしそうな整った顔だち。
とりあえず僕は、彼女の両太ももに手をあてた。
「夢であんなにしても、まだ、あたしと交尾したいんだ?」
「こんな綺麗なからだを見せられたら、誰だってしたくなるよ。」
「うふふふっ、そうよね。望みどおりあなたの精子を搾ってあげる。」
ミーナはそういうと、すでに反り返った肉棒を右手をあてる。
そして優しく竿の部分を握ってくる。
「あふっ・・」
「ビクビクしちゃって。うふふふっ、いっぱい白い愛を搾ってあげるね。」
「お願いします・・」
「子宮に精子を注ぐ?それとも、太ももとか水着に精子かけたい?」
「どっちも・・」
「うふふふふっ、予想どおりの答えだぞ?調教されて、すっかりあたしのおもちゃになっちゃったんだ。」
ミーナは僕の腰の上で、お股でペニスをはさみこむ。
そして左右の太ももを上下に動かしてくる。
左の太ももが上に動けば、右の太ももは下に。
その動きは激しいわけでも、速いわけでもない。
大事なモノをそっと拭くような動きだ。
「はううう・・」
「分かってるでしょ?射精すればするほど、あたしが愛しくなるの。愛すれば愛するほど、あたしに屈していくのよ。」
すりすり・・すりすり・・
ふっくらした愛情たっぷりの太もも。
僕の幸せがいっぱい詰まったマシュマロ太もも。
何時間膝枕してもらっても飽きない。
太もも、大好き。
「う、っ・・くぅっ・・」
「我慢しなさい?射精すれば、あたしに心を支配されてしまうのよ。それでもいいの?」すりすり・・すりすり・・
びくっ、びくっ!
「白いの、でちゃう・・」
「ダメ。我慢しなさい。」
そういいつつも、ミーナは太ももの上下運動のスピードを速めてきた。
「も、もう・・無理っ。あっ、あっ、あああ・・いいっ!」
「うふふふっ、いっぱぁーいミルクだしてね♪」
「はいー・・」
僕がもうイクって瞬間。
ミーナはぎゅっと太ももを締めて、ペニスを強く圧迫し上下に扱いた!
どっぴゅーーーっ!!どぴゅっ!!どっぴゅーーーっ!!
白い噴水が、ミーナの股間から天井めがけて宙に舞う。
そしてそれはすぐに勢いを失い、ミーナの太ももに落ちてべちゃっと付着した。
「やだぁ、あたしの脚、精液のにおいついちゃう。」
ミーナは、右ひざのあたりにかかった精液を細い指ですくって、口に運んだ。
「ひでっちのミルク、においが濃いよね。」
ごくりと飲むと、今度は左の内股についた精液を薬指につけて、舐める。
「せーえきせーえき・・うふふふっ。君をしゃぶりつくしたいよ。骨の髄まで、ね。」
「好きにしていいよ、僕はもう、君のモノなんだ・・」
「じゃあ・・ねえ、もっと君のにおい、あたしにつけて♪」
「げへへ、もっともっとにおいつけちゃうぞ・・」
「今度は、どんな風に射精して遊びたい?」
「どんなのがいいかな・・」
「あはっ、愛し合って遊ぼっか。」
「うん・・」
「あたしが下になるから、抱いて犯して。おちん○○はまた脚でコキコキしてあげる。」
「分かった・・」
「死ぬほど子供作りたい気持ちにしてあげるね♪」
「うん・・こども・・」
なんだか夢の中を追体験するような現実だが・・
僕はもう、ミーナ様の言いなりです。
「うふふふふっ、今日はもう二度と起き上がれないようにシテあげるからね♪」
そういうと、ミーナは僕のそばに仰向けになった。
「さあ、愛しあおうよ。ミルクいっぱい出してあたしを愛して。」
僕は言われるままにミーナの上に重なる。
鼻と鼻が触れるなり、ミーナは僕にキスしてくる。
「んむっ、あむっ♪」
むさぼる様に、彼女は僕の舌に自分のをからめてきた。
彼女の両腕が僕の肩にまわり、一方的に陵辱される。
僕の視界には、ミーナの神秘的なブラウンの瞳しか見えない。
優しく激しく、彼女の両手が僕の背中を愛撫すると、僕の意識はだんだん遠くなる。
『こうやってね、淫魔は何人もの男を奴隷にしてきたの。』
言葉を発することなく、ミーナは直接僕の意識に語りかけてくる。
お互いの唇は重なり合ってキスを続けているのに、語り合える不思議な感覚。
『僕も奴隷にする気なんだな。』
『もうなってるよ。』
『まだ、まだなってない。』
『なってるーー!』
『なってない!!』
『なってる!!』
『なってないって!!』
ミーナはぱっと口を離した。
「じゃあ、あたしのからだで毎日性欲処理してるときの、”僕もう奴隷だよー”って台詞は嘘なの!?ウソツキ!!」
「あれは、勢いで・・そのぉあんまり気持ちいいから、わけわかんなくなって。」
「その割には、夢の中でも起きても言ってるよね?あ、それにこないだデートしたときも、”ねぇ、奴隷だよね?”っていったらウンって・・」
「あれはその、勢いっていうか、あんまりミナが可愛いからで・・」
「なんだよぉ、あたしが可愛く見えて、このからだが大好きってことは、奴隷になってる証拠だよ?」
「いや、そーゆーわけではないんだな、これが。」
「もう口ばっかりは達者なんだから・・ね、おっぱいモミモミして?」
「お、おう。」
言われるまま、僕は水着ごしに乳房を揉み始める。
「乳首も、責めるのよ。」
「うん。」
「ああんっ、いいわよ、奴隷くん。」
僕はミーナを喜ばせるため、一生懸命モミモミする。
ミーナのからだのうち、おっぱいは快楽ガードを外された部位なのだ。
性器やお尻はいくら責めても、”ふふん”で終わってしまう。
おっぱいだけが・・僕の攻撃の効く場所。
悲しいが、他の場所はガードされている。
淫魔として未熟なミーナは、快楽の虜になることを恐れて、体の感度を思い切り下げているのだ。
膣は全く反応が鈍感だし、おっぱい以外でミーナが悦ぶのは子宮に射精したときぐらいだ。
それだって、ほんの一瞬だけ。
あとは余裕シャクシャクで、疲労困憊の僕を見下す。
それがいつものパターン。
「あん、あんっあんっ♪ね、ねえ、奴隷になってよぉ。奴隷になったら、あなたと結婚してあげるよ!」
「う、うお・・」
「あはん、あんっ、あたしのひでっち、あたしだけの奴隷になって!」
モミモミ、モミモミモミ!
「おおおお・・っ、たまらん、僕、奴隷になる!」
「あはっ☆ミナの勝ちっ♪」
しまった・・
やっぱり勢いで、ミーナの誘惑に負けてしまった。
おっぱいを揉む手から力が抜ける。
「えへへへ、今日からひでっちはミナのシモベなのだ!」
モミモミ、モミモミ。
いっか、こんな可愛くてエロい子のシモベなら・・
モミモミ、モミモミ。
「エヘ、性欲、強くなってきたね♪処理してあげるよ?抜いてほしいでしょ?」
「あ・・・う・・」
「しっかり愛して処理してあげるからね。このからだで、いっぱい射精してね。」
「うん・・」
はあ・・だめだ・・僕。
夢と現実がほとんど同じ展開だ・・
こんなんじゃ、本当に奴隷になってしまう!
「一日中ベタベタしたい気持ちにしてあげるね♪愛して愛して、何回射精しても気持ちが収まらないようにしてあげる!」
「そんなこと・・気が狂っちゃうよ。」
「いいじゃない。正気に戻るまでずっと添い寝してあげるから。」
「そんな・・そういう問題じゃ・・」
「夢の中であんなに溺れてくれたじゃない。夢の外でもいっぱい溺れて欲しいの。」
「これ以上は・・頭の中、壊れちゃうよ・・」
「うふふふ、壊しちゃうーっ!さっ、いつまでもベタベタしてないで素股される体勢になりなさない?」
ああっ、こんな可愛い子に素股してもらえるなんて!
全身が喜んでる!
僕はすぐに上半身を起こすと、ミーナの腰に座りなおした。
愛情たっぷりの腰、そして、僕を誘ってやまない太もも。
こ、この太もも・・
正直、最近はミーナに性欲を処理してもらっても追いつかないときがある。
そんなときは、紙コップをもって僕はトイレに駆け込む。
やることは一つ。
ミーナの太ももや膣を思い出してオナニーするんだ。
ミニスカートの美少女戦士な姿。
ブルマな体操服姿。
更衣室でのスクール水着姿。
そして、このサキュバス度満点のワンピース水着姿。
僕が妄想するのは、ミーナの太ももが強調されるコスチュームばっかりだ。
どれも攻撃力激高で、1分もシコシコしないうちにイってしまう。
一回イってしまうと、二回、三回はあっという間だ。
たいてい6回くらい射精して、トイレから出てくる。
トイレから出ると、ドアの反対側でミーナが待っている。
最初にキスして、抱きしめて・・僕の手から精子たっぷりのコップを奪うのだ。
『ありがとう、また、あたしのこと考えて気持ちよくなってくれたのね?』
『すごく・・太もも・・よかった・・』
僕の体もとうとう淫気に汚染されちゃったのか、最近オナニーは多い。
そして、そんなにヌイても、ミーナとエッチしたいのだ。
ミーナのワンピース水着。
昨日もこれで8回ヌイたんだよなあ・・
じっと下腹部を見つめた。
気持ちをしっかり持たないと、そのままオナニーしてしまいそう。
彼女の性器は黒い布地によって隠されているものの、その膨らみまでは隠すことができていない。
性器の形が浮き上がっている。
「ミナのまんまん・・」
僕は両手で水着の上から花弁を責めた。
「うふふふっ、まんまん大好きでしょ?あたしのまんまん、いじりながら射精していいわよ。好きなだけ射精が終わったら、直にナメナメさせてあげるからね。」
「はい・・」
「このからだをいっぱい愛してね・・あはん♪おちん○○、入れていいわよ・・」
ああああっ、もう奴隷でいいよぉ。
僕はカチカチのチン○を彼女のお股に挿入した。
やわやわと魅力的すぎる太ももが僕の竿と亀頭を擦る。
「うっ、くぅううううう、い、イイよぉ・・」
僕はズリズリとペニスを突き刺して、根っこまで挿入する。
「あっ、あっ、あぅぅ。」
「入れて気持ちいいし、見てコキネタになるし、この太ももって便利よね?」
ミーナはそういうと、両太ももをモジモジと動かして、ペニスへの調教を開始してくる。
スベスベしていながら、竿や亀頭を満遍なく擦ってくれる太もも。
射精を促す甘い快楽を与える代わり、僕の思考能力を奪っていく。
僕はミーナの腰にすわり、シーツの上に手を付いて、サキュバスの太もものなすがままになっている。
気持ちよすぎて、何もできない・・
「うふふふ、あら、まんまんいじってくれるんじゃなかったの?」
もうそれどころではない。
スリスリ、キュッキュッ、スリスリ。
最高に好きな人が、最高にセクシーな部位で僕の弱点を責めているのだ。
まあ・・いつものことなんだけど・・僕はミナに屈した。
「ほーら、ほぉらっ。いつもあたしのあんよのこと考えてオナニーしてるんだよね?直にお○○ちんを入れる気分はどう?すごいでしょお?いっぱいよくしてあげるから、またオナニーするときに、あんよのこと思い出すのよ。」
スリスリ、スリスリスリ、キュッキュッ!
太ももを不規則に締める行為が、ますますペニスを高め射精を促す。
「はぁぁぁああああ、もう、奴隷ですぅ・・」
「あんたなんか奴隷でもないわ、おもちゃよ、お、も、ちゃ・・!」
「あなたのおもちゃになりますから、いっぱい良くしてください・・」
「うふ。よくもなにも、もうすぐイきそうでしょ?」
気持ちよすぎて、もう何も考えられない。
ミーナのあんよの動きにあわせて、僕はズコズコと腰を突いてしまっている。
「大好きなんでしょ?知ってるよ。膣と同じくらい、素股も大好きなんだよね?さ、すぐイかせてあげるから、あたしを抱いて。」
僕はいいなりになって、ミーナの上に覆いかぶさる。
「さ、愛の瞬間だよ♪来て、あたしの恋人さん♪」
ミーナは僕の背中に手をまわし、ぎゅっと抱きしめて頬にキスした。
その間も、ミーナは太ももでペニスを扱き上げ、僕はまるで子作りするように腰で突く。サキュバスとこんなことして・・
よりによって、もう恋人以上の関係になってる相手に・・
長持ちするわけない。
びくっ
びくびくびくっ
甘い一瞬。
視界が真っ白になり、僕が待ち望んだ瞬間がやってくる。
素股での射精。
太ももをたっぷり堪能して、サキュバスと愛しあって・・
ドピュッ!!ドピュッ!!ドッピュルル!!
ミーナの股間。
太ももが紡ぐピンク色の責めに、僕の息子は耐え切れず精液を放つ。
「最高に、いいよぉ・・ミーナ・・ちゃん・・だ、大好き・・」
「うふふふふふっ。あたしも、大好きよ・・」
僕が放った愛の結晶は、ミーナの太ももにかかることなくシーツに染み込む。
ぴゅ・・
トロトロ・・トロロロ。
ぽた、ぽた・・
尿道に残された精液が、鈴口から垂れていく。
射精後の充足感が、胸の中に広がっていく。
しかし、ミーナはペニスを萎えさせない。
太ももが優しくペニスを擦る。
イきそうになるわけではないが、萎えるわけでもない。
勃起したままで現状維持。
愛情だけが高まっていく。
くそう・・
好き、大好き、大好き・・
「だ、大好きだよ、大好きだよ・・」
ミーナの両手が僕の肩に移った。
「えへへへっ、射精しちゃったね。」
ミーナは、僕の頬に鼻先をつけて囁く。
「あたしで射精するの、もう病みつきでしょ?」
「そりゃ・・そんなこと、分かってるだろ・・」
「でも、あたしとヤリまくっていーのぉ?」
いいわけない。
ミーナに抜かれた精子は、彼女自身が栄養として摂取する分以外はすべて、彼女の母親の元に送られるのだ。
そこで、僕の精子は、淫魔たちに子を宿すために使われる。
いったい僕は何人の娘の父親になっているのか。
分からない。
ミーナが僕の性と愛を満たすたびに、淫魔たちが僕の子を宿すんだ。
「最高だよ、その遠い目。あなた、とっても悔しそうよ?種馬だね。種馬として利用されてるのよ。・・アハハハハハハッ・・」
「おまえだって、ただの当て馬じゃないか。」
不毛な応酬。
「誰が当て馬よ。あんたが種馬なだけでしょ?」
「おまえだって、このからだが欲しいんだろ?僕らどっちも利用されているんだ。」
「でも、あたしは嫌じゃないよ。君のこどもが増えるってことは、あたしたち淫魔にとってはいいことだもん。賢くて、魔力の強い淫魔。」
人間にとっては、いいことじゃない。
彼女は、僕の心の奥底を覗き込むように、僕の目を見つめた。
「あたし・・君のこと、もっと誘うよ。利用されたっていいのよ、今を楽しもうよ。精子たくさん出して、あたしのこと愛したいでしょう?ねえ、ほらあ・・・」
ミーナはまた、太ももで強くスリスリを再開する。
「種馬だって、当て馬だって、愛情は本物だよ。ね?それに、このあたしの気持ちいいからだも嘘じゃない。抱けば抱くほど、溺れていくよ。」
くそう・・
溺れてる・・
大好きだ、大好き、大好きぃぃ・・
僕はむさぼるように、ミーナのうなじに鼻を擦りつけた。
髪の毛。
黒くてさらさらの奇麗な髪の毛。
何十回デートして、この髪をすくあげて、愛を囁いて、キスしたんだろう?
その後には、必ず激しいセックスがあるんだ。
まるで、ぐるぐるとふたりで同じ円周を走ってるみたいだ。
何回も何回も同じことの繰り返し!
こいつを連れて、このループから逃げ出さなきゃ!
「ミナ、俺たち利用されてるんだ。早く、逃げ出さなきゃ。」
「無理だってば。あたしのからだを覚えちゃったんでしょ?精子がたまると、あたしで出しちゃう。精子がなくなると、また精子がたまる・・たまるとまた出したくなる・・逃がさないよ、淫魔のからだから男は逃げられない。」
「狂ってるよ・・」
「愛はね、狂ってるの。狂おしい気持ちが、愛なんだよ?」
「苦しいよ・・」
「そんなこと言われると、こっちまで苦しいよ。ねえ。でも、いっぱいエッチしたい・・」
「僕もだ・・」
僕とミナは、ディープキスをはじめる。
ぬぷ。
ちゅぷっ。
淫らな唾液の音。
淫魔と人間。
互いに求め合う者の行き着くところ。
そっか、ここが多分、ミナと来たかったところなんだ。
もう二度と引き返せないけど、ミナから離れることもない。
ちゅぷ、ちゅちゅ・・
次第に気が遠くなっていく。
淫魔の声が遠い声で聞こえた。
「おやすみ。たっぷりと貴重な生気は頂いたわ。・・夕方までゆっくり生気を蓄えなさい。誰も邪魔しないから。ね・・」
僕は淫魔を抱きながら、静かに眠りについた。
その日の昼下がり。
ミーナはセーラー服姿で、高校に来ていた。
授業は、淫魔戦史。
間違っても淫魔戦士ではない。
(それって、あたしの変身した姿のこと?)
ミーナは、すかさずセルフ突っ込みを入れる。
秀平は、眠ったままブルマーに姿を変えられ履かれていた。
履かれていた。
履かれて(ry
(だって、一人で寝せてたら、どんなヤツにつれて行かれるかわからないもん・・)
少なくとも、自分で履いている限りは安全である。
こんなことをするのはミーナに限ったことではない。
最近淫魔たちの間では、”奴隷持ち運び”(Sex Slave Portability)という魔法が流行っている。
これは、奴隷(というか、お気に入りの男)をアクセサリーや衣服に変えて持ち運ぶ術である。
この魔法のおかげで、奴隷のいる淫魔でも安心して長時間外出できるようになった。
他の淫魔に男をとられることも、人間の武装勢力に男を殺されることもない。
高校の授業も、この魔法の普及に伴って今週から始まったばかりである。
(こんな寒い時期に学校を始めなくてもねえ・・)
2月下旬の厳しい寒さは、サキュバスにもツライ。
「・・メルヒナ将軍指揮下の第三軍、リドラー将軍の第四軍は、女神騎士団の補給路を断つため・・」
ミーナの席は一番後ろであった。
すでに、左のポニーテール娘”エル”、右のツインテール元気っ子”リナ”はこっくりこっくりと船を漕いでいる。
話を真剣に聞いているのは、このクラス31人の中でも、いくさ好きな”エリシャ”ぐらいなものだろう。
ミーナの前の席で、ちょっぴりツリメのロングヘアお嬢様”エリシャ”は熱心に聞き入っていた。
このクラスの生徒は、王族や貴族の娘たちである。
特に、ミーナは女王の娘。
身分的には最高位であった。
だからといって、別にチヤホヤされるわけでもない。
人間から見れば、ぱっと見は普通の女子高である。
ここは元々、秀平たちが学んでいた学校なのだ。
しかし、人間に対する教育は先月正式に廃止されている。
教育は淫魔だけのものとなった。
教育が必要な人間には、その主人である淫魔が教えればいいという発想である。
特段、人間に教育を禁止しているわけではない。
(子宮にぴゅっぴゅするのに忙しくて、お勉強どころじゃないよね、ひでっち?)
プリーツスカートの上から、ブルマーを擦る。
秀平は眠っている。
返事はない。
このブルマーの内側に男根を生やして、一方的に膣で犯すこともできる。
(そんなことしたら、一日中精子出しっぱなしになって、ひでっち枯れちゃう♪)
「・・日の出とともに、女神騎士の攻撃が始まります。上空からは隕石弾の準備砲火。10分ほどで軍団の4割が無力化されました・・」
ヒルダ先生の講釈は、全くミーナの耳に入ってこない。
(でもでも、ブルマになって子種撒きまくるひでっちなんて、ドキドキものかも♪)
妄想は膨らむ。
おなかのおっきくなった自分の姿を思い浮かべる。
その妄想の中で、ミーナは体操服姿。
履いているブルマーが秀平なのだ。
ブルマーには内側にいきり立ったペニスが生えており、ミーナの膣に深くささっている。
秀平の男根は、休みなくミーナの膣で擦られ射精する。
たっぷりと濃い愛を子宮に注ぐのだ。
そしてミーナはその精で子供を宿し、産んでは孕み、孕んでは産む。
(す、すごいよぉ!やぁん、あたし、なんてエッチなの!!)
ほっぺを真っ赤にして、ミーナは恥じらう。
(ひでっちの赤ちゃん・・)
淫魔であるミーナは、人間の男を産めない。
何度孕んでも、淫魔の娘しか産めないのだ。
(ああっ、男の子が産めたらなぁ・・)
自分の胸に抱いて、自分だけを慕うように調教するのに。
秀平似の小さな男の子。
毎日下半身も上半身も調教し、てなづけるのに。
(そっか!ひでっちを子供にして調教すればいいんだ!)
悪魔による悪魔的発想。
ミーナは妄想の世界で、こども姿の秀平を鎖で拘束し、ひたすら肉棒を手でしごく。
『ほおら、みてみて♪お姉さんのセーラー服姿。見てるだけでイきそうでしょ?』
『うう、くぅ。おねえちゃん、大好きぃぃ・・』
シコシコ、シコシコシコシコ。
『お姉さんのスカート、とっても短いでしょ?ひで君に太もも見てほしいから、こんなに短いのよ。いっぱい太ももみてぇ、触って、この感触を心に焼き付けるの。そうすればいつでもシコシコできるからね?』
『おねえちゃん、僕のお嫁さんになって・・・!!』
『ふふふ、もうあたしのからだにメロメロなのね?手コキの快楽に溺れてしまうなんて。さすがは子供の体ね♪』
シコシコ!シコシコシコシコ!
ミーナの手は素早く動く。
『あああっ、あっ、おねえちゃん、おねえちゃああああん!もう、もう・・!!』
『射精したいでしょ?我慢しなくていいわよ。射精の快感をしっかり覚えなさい。あなたはもうあたしの愛の玩具。奴隷ですらないの。』
『いい、ひぃぃ、あひぃぃ・・・!』
『うふふふっ、さぁ早くぅ。ミルクたっぷり、このセーラー服にかけて♪気持ちいいことたくさんして、お姉さんのオモチャになっちゃおうよ♪人間なんてやめちゃお?ね?』
『い、いくぅ、いくよぉ、おねえちゃああああん!!』
キーンコーンカーンコーン
(あぇ?あうあうあう?)
一瞬、思考が停止するミーナ。
「えー、来週は、ウェルヘルテスの戦いについてお話します。テキスト15ページから38ページをよく読んでおいてくださいね。」
ヒルダ先生はそう言って、教室から出て行く。
「・・・・ふぁーーあ、・・・チョー眠いわあ・・」
エルは両手を振り上げて背伸びをした。
「あたしは、レアアイテムゲットした夢だったわ・・ミナはよく眠れた?」
リナはミーナの顔を覗き込む。
「あたしは、一応起きてたわよ。」
「さすがは、女王陛下の血族だな。」
前の席のエリシャが振り返った。
「その辺の・・生まれだけが高貴な雑魚淫魔とは違うわけだ。」
「あんた、その言葉もう一回言ってごらんよ。誰が、雑魚淫魔だっての。」
エルは握り拳を握って、エリシャを睨みつけた。
「例えば・・エル、おまえのことさ。」
「男日照りの処女淫魔!!腐れ子宮!!」
エルの怒鳴り声に、一瞬クラスメートの視線が集中する。
「どうやら、また私に斬られたいらしいな?」
「ちょ・・ちょっと、やめなってば。エルも、エリシャも。」
ミーナが火消しに入る。
が、そんなことで手を引くような二人ではない。
「ミーナ姫。私はこの下賤の者に誇りを傷つけられました。ですから・・」
「てめぇええええ、自分から仕掛けてきて何ほざいてやがる!!」
エルは立ち上がると、座っているエリシャの右頬を思い切り殴った。
ひるんだエリシャの首を左手で掴んで、今度は鼻っ柱を殴る。
エリシャは弱くうめいた。
「あはははっ!なんだよ!!自分が雑魚じゃないか!!」
エルが叫ぶ。
と、ぶんと風を切る音がして、エルは2メートルほど突き飛ばされ、教室の壁に叩きつけられる。
そのまま、教室の床につっぷすエル。
「く、腐れマ○コがあ!」
叫んで両手を床につき、上半身を起こす。
が、彼女の鼻先には、長剣の切っ先が突きつけられていた。
エルとエリシャを取り囲むように、野次馬淫魔たちが輪を作っている。
「さあ、エルよ、立て!立って武器を取れ!戦いのときだ!私が貴様の曲がった根性を叩きなおしてやる!」
「おもしろいじゃないかっ!あたしの魔術で黒焦げにしてやるよ!!」
エルは立ち上がって、空に次々と文字を書く。
指を止めた瞬間、青い光を帯びた魔法棒が宙に現れる。
エルはすばやくそれを掴むと、不敵に笑った。
「おとといみたいにはいかない。お母様の名にかけて、貴様を倒す!」
「母上と父上の名にかけて、おまえを討つ。」
エリシャは、身長の二倍もありそうな長剣を構えた。
次の講義を担当する教師メイが、野次馬の中から一歩進み出た。
「これより、エルとエリシャの決闘を始めます。ルールはいつもどおり、どちらかが倒れるまで続けること。勝者には、中間試験の剣術、魔術、戦術の点数に10点追加します。」
「先生、私たちは互いの体をかけて戦うのです。10点では足りません!」
剣を構えたままエリシャは、メイを睨んだ。
「いいでしょう、20点足しましょう。」
ざわ・・・ざわ・・・。
同い年の淫魔の中では、武術トップのエリシャ、魔術トップのエル。
両者とも淫魔女王ミルバの二人の姉メル、セリナの娘である。
「がんばって、エリシャーっ!」
「エル、こんどこそ勝ってよ!」
きゃーーーっ!!
わーーーーっ!!
生徒たちの声援。
ざわ・・・ざわ・・・。
教室は熱い闘いのアリーナと化していた。
(なによエリシャったら、結局自分が勝って点数欲しいだけじゃない。)
野次馬の輪の後ろいるミーナは、そばのリナの肩を叩いた。
「ねえリナ、ここにいても仕方ないよ。今日の授業はきっとこれで終わりだわ。」
「確かに、そんな雰囲気ね。」
「エルが負けて、エリシャが天狗になっておしまい。つまんないから、他のことしない?」
「他のこと?楽しい?」
「うふふふっ、とっても楽しいよ♪」
妖しくも可愛らしいミーナの微笑み。
「あ・・ごめんなさいミナ、私、そういう趣味はないよ。」
「そんなんじゃないわ。そんなんじゃないから、行こう?ね?ねえ?」
ミーナは手を引いてリナを教室から連れ出す。
「どこいくのよ?」
早足で廊下を歩いていく。
途中、授業を終えて教室から出てくる女子(?)生徒たちとすれ違う。
「ねえミナ、ほんとどこいくの。・・帰るなら帰ろうよ?」
「リナ、あなた好きな子いるんでしょ?」
「え?ええ。」
「面白い調教の仕方教えてあげる!」
「それって実用的?」
「すっごく使えるよ!」
「ちょっと知りたいかも。」
リナの目が輝いた。
そんなサキュバス娘二人組がたどり着いたのは、体育館倉庫であった。
幸運にも誰もいない。
ここはよく、体操服プレイヤーやスパッツプレイヤー、制服プレイヤーの憩いの場所となるのだが。
・・倉庫は不自然に暖かい。
「誰か使ったのかなあ。あ・・ああ、なるほど・・」
リナは、部屋の隅に広げられた体育用マットを見つけて納得した。
マットからは、淫魔の香水と男の精液が混ざったにおいがする。
「誰か、イイことしてたんだね♪」
二人は、クスクスと笑った。
「今度はあたしたちの番よ。今日の授業は、可愛いおとこのコの調教の仕方でーす♪」
「はーい!教えて、ミナ先生!」
ミーナは、すっとプリーツを捲り上げると、ブルマーを脱ぐ。
「ふふふっ。戦いなんかより、ずっとこっちのほうが楽しいわよ。」
「うんうん♪」
「リナの彼氏も、この技でヌッキヌキの射精奴隷になっちゃうんだから。」
ミーナは、大事そうにブルマーを両手でもって床の上に置く。
「それじゃ〜、リナは隠れてみてて。先生がお手本をみせてあげるわ。」
リナは黙って宙に印を描くと、完全に姿を消した。
それを確認すると、ミーナは深呼吸して強力な呪文を唱え始める。
倉庫全体に衝撃が走り、閃光が何度も宙に瞬いた。
ブルマーは、むくむくと膨れたかと思うと見る間に人型の光に変わっていく。
数秒後光は消えてしまった。
光の中心となっていた場所。
そこには、調教の犠牲者となる哀れな少年が立っていた。
○学生体型となった秀平である。
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