『悪のヒロインとエッチしましたが何か問題でも?』
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本SS(短編小説)は、2011年から2015年ごろまでwisper様に掲載されていた作品です。
挿絵については、絵を制作された鈴輝桜様に許可を頂いて掲載しています。
<9>
ユウキは後ろからミカに抱きつき、本能のまま脚を撫で回す。
左の手のひらで感じる黒タイツの温もりと滑らかさ。
ユウキはその感触に溺れていく。
ミカの体温が手に絡みつきそうな布地は、触れば触るほどさらに撫で回したくなる。
胸を揉んでいた右手も、脚の魅力に耐えきれずミカの腰まで下りてくる。
正面で切れて左右に分かたれた短いスカート。
ユウキは右のスカートをめくりあげ、内側のブルマに触った。
「な、なんてすごい服なんだ。も、もう夢中になっちゃうよ・・・」
「喜んでもらえてうれしいな。でも、触ってほしいのはここなの。」
ミカはユウキの手をとると、自らの女性器をブルマごしに押しつけた。
下腹部の下に位置する微妙な起伏を指先で感じ、ユウキはそれが何であるかを即座に理解した。
オスの欲望につきうごかされて、彼は腕を締めてミカを捕まえる。
ミカの温もりと柔らかさを独占してもなお、欲求は収まらない。
煮えたぎる溶岩のような熱い欲望が胸の中でわき上がり、もっともっとミカを求めるよう、ユウキの体に命じてくるのだ。
黒く流れる美しい髪の毛に鼻先を押し込んで、そのままうなじをくすぐる。
ミカの肌触りを楽しみながら、胸いっぱいに果物のような甘酸っぱい香りを堪能する。
「ミカさんっ、頭がどうにかなっちゃいそうだよっ・・・」
「うふふっ、もっともっとあたしの体を楽しんでいいわよ。」
ユウキの肉棒はこれ以上ないくらいに勃起し、制服のズボンを突っ張っている。
「ミ、ミカさんっ!」
ユウキの手はいまや激しくミカの股間と脚をまさぐっていた。
もはや愛撫ではなく、陵辱に近い激しさである。
特に、ミカの股に添えられた右手は、サキュバスの性器を求めるように、紺色の体操服の上から女性器を擦り続けている。
「もっともっと、いっぱい愛してほしいの・・・」
「うん、愛すよ、ミカさんのこといっぱい愛します〜♪」
「では、ズボンを脱いで。ユウキさんの大事なところをあたしの脚の間にいれるのよ。」
「う、うほおっ♪よ、よろこんで♪」
ユウキは鼻の下をだらしなく伸ばしながら、うなじにキスをあびせる。
ズボンに手をかけ、サキュバスに誘われるまま下着ともども脱いだ。
「ダメ!ユウキくん!ミカのいうとおりにしちゃ絶対ダメ!」
「そんなことを言っても、男は性欲の塊。射精したくて仕方がない生き物なの。ねぇ、ユウキさん、そうでしょう?あたしの脚で精子ピュッピュしたいでしょ?」
「は、はい、したいです、すごく。」
「そのまま後ろから、立派なおちん○○であたしの脚を突いていいのよ。」
「いいんですよね?いいですよね?い、い、いれちゃっていいんですよね?」
「は〜い♪どうぞ〜。」
「ダメ!絶対だm・・・」
ユカリが言い終わる前に、ユウキは腰を突き出し、我慢汁の滴をこぼす亀頭を太股に挿入する。
ペニスはするりとタイツの間に呑み込まれ、反対側、ミカの股間に亀頭が顔を出した。
その挿入の際、ユウキのペニスは危うく射精しかねないほどの強い快楽を擦り込まれてしまう。
「ぐ、ぐ、ぐぐぐ・・・」
下腹部に力を入れてどうにか射精を堪える。
「あら。ひょっとして、もうイきたくなってしまったのかしら。」
「はい・・・イきたく、すごく、イきそうです・・・」
「いいのよ♪練習なんだから。さあ、濃いのをたっぷりとあたしの脚に捧げるの。」
「ユウキくん!しっかりして!サキュバスのいうことを聞いちゃダメ!」
「うううう、で、でも、こんな可愛い子の脚でイケるなんて!」
「嬉しいよねえ。タイツの脚でシコシコできるんだから。遠慮なく腰を振って快楽を貪っていいのよ。気持ちいいことに浸って、何もかも忘れてしまいなさい。」
ユウキはゆっくりと腰を前後し始める。
サキュバスの股間から顔を出していた亀頭はひっこみ、また顔を出す。
「くっ!く!く、く、く、くうううううう!」
1ストローク腰が前後するごとに、ペニスの表皮が強くタイツと擦れる。
その甘美すぎる性感は、ユウキの興奮を急激に高め、彼が射精に備えるよりも早く絶頂に導いてしまう。
「う!?ううううう!!」
黒く柔らかい太股の間で、怒張した亀頭が勢いよく子種を吹き出した。
ピューーーーーッ
ピュッ!ピューーッ!
ビュッ、ビュッ・・・
驚くほどの勢いで白濁液は宙を舞い、ユカリのすぐ近くに白い精液溜まりを作る。
しかし、ユカリが見ている間、ほんの数秒で蒸発してしまう。
淫魔の魔力で、精液が吸収されてしまったのだ。
「うふふふふ、サキュバスの脚で、こんなにザーメン搾られちゃって。どうだユカリ、彼氏を犯され、さらに生命力を奪われる気分は?」
「サイアクよ・・・体も、なんだか重くなってるし・・・ふらふらするよぉ・・・」
「アハハハハ、まだ一回目だぞ?これからもっともっと精液を搾るのだから、覚悟するがいい。」
白い手袋に包まれたミカの美しい指先がユウキの頬に触る。
妖しい微笑みを浮かべて、ユウキを見つめるミカ。
「もっと。もっとエッチなミルク出してほしいのっ♪」
目を細め、何度も何度も繰り返してユウキの頬にキスする。
さらにミカは、両脚を締めると腰を使ってペニスを扱き始めた。
「タマタマに残ってる元気の素、ぜーんぶミカがもらいますからね?」
締め上げられた肉棒は、ブルマとタイツにいいように愛撫され、すぐに射精前の勢いを取り戻す。
先ほど放った精の残滓が、タイツに擦られるうちに広がって、チュクチュクと粘液質の音をたてた。
「ねぇユウキさん、エッチな音が聞こえるよね?」
ミカは一層強く脚を締め、腰の振りを早める。
淫らな水音は3人の耳にはっきり聞こえるほどだ。
ぱんぱんと、ミカはユウキの股間に柔らかいお尻を打ち付け、再び射精に誘う。
「んふふ、大丈夫。ユカリにひどいことしないから。だから、安心して気持ちよくなって。ほーら、もう我慢できないんでしょ?」
タイツとブルマが紡ぐ射精欲求は彼の下腹部を染め上げ、理性を麻痺させていく。
ミカの腰のスピードがさらに上がる。
「そろそろ限界かな?うふふふっ・・・」
彼女は愛しそうにユウキの頬を愛撫する。
「う、うぅ、うああ、き、気持ちいいですっ!」
「こんなに気持ちよくされたら、もう中毒になっちゃうよねぇ。」
「は、はいっ・・・もうっ・・・」
射精を抑えていた下腹部の筋肉が緩み、尿道を心地良い解放感が駆け抜ける。
男性器の根っこに充填されたスペルマが、鈴口から一気に湧き出した。
ブビュッ!
ビュ!
ビュウ!
ドクッ。
最後に零れた精は黒タイツに付着し、ねっとりとシミを作る。
「ああん♪ユウキさん、サキュバスの誘惑に負けちゃダメじゃない。」
「ミカさんが可愛いから、きれいだから・・・」
精液とともにユウキの生命力はミカに吸われてしまう。
その分の生命力が、ユカリからユウキに補完されるのだ。
ユウキはすぐに元気を取り戻すものの、ユカリは衰弱する一方だ。
ミカはユウキに向き直り、正面から抱きつく。
「ユウキさんって優しいから、いくらでも精気を捧げてくれそうね。」
「そ、そりゃ、ミカさんが欲しいならいくらでもっ!」
「じゃ〜あ♪お言葉に甘えて、もっとイかせちゃおうかな?」
ミカはユウキから離れると、ベッドの上に寝そべった。
「ねぇねぇ、愛し合いながら精液を搾ってあげる。」
ウィンクしてユウキを誘うミカ。
ユウキは、彼の前で横になった娘の姿を、舐めるように見た。
何度となくマスターベーションのオカズに使ったグラビアアイドルそっくりのミカ。
なぜ、どうしてそっくりなのかという疑問は、散々煽られた性欲に押しつぶされていた。
(顔も、胸も、脚も、グラビアどおりだ!すごい!すごすぎるっ!)
ユウキはミカの体に覆いかぶさると、唇を強引に奪う。
部屋中に、唾液の音とミカの甘い喘ぎが響く。
しばらくキスを楽しんで、ミカは口を離した。
「うふふふ、あたしのマン○にハメハメしたくて仕方ないみたいね。」
「そりゃ・・・」
「でも、入れたらイキまくりで腎虚になっちゃうよぉ?ハメハメする前に、もう少し脚で練習してみよっか。」
「うん・・・」
ミカは腰を引くと、しおれたペニスを掴む。
純白の手袋に包まれたしなやかな右手が、放精したばかりのペニスを根元から撫でる。
「ほら、少し触られただけで気持ちいいでしょ?サキュバスに狙われた男の子は、こうやってすぐオッキさせられちゃうの。」
シュッシュと根元から亀頭まで何度か擦られると、男性器はあっという間に充血し、射精前の固さを取り戻す。
「また精液をヌいてあげるから、脚の間に差し込んで。」
ユウキは頷いて、むっちりと肉付きのよい黒タイツの間に性器を挿入する。
「もうちょっと上。・・・そう、そこ。ブルマに触るところ。ほら、ほ〜ら、入れてるだけで気持ちいいんだぁ。」
ミカの言うとおりだった。
両脚とブルマで構成されるY字の中心部にハメ込んだペニスからは、じわじわと得も言われぬ快楽が込み上がってくる。
単に脚と股に挟み込まれているだけなのに、そのさわり心地のよさは『素股名器』とでも呼びたくなるほどだ。
たまらず、ユウキはぎこちなく腰を前後に振り、さらに深い快楽を貪る。
たった1往復。
黒い太ももと紺色の股に擦られただけで、精液をこぼしてしまいそうになる。
慌てて腹に力を入れて腰の動きを止める。
心拍数が急激にあがり、胸が苦しくなる。
「うふふ。イキそうになっちゃった?」
ミカはユウキの肩を抱き、彼の耳元で囁く。
「一緒に暮らしてくれたら、何十回でも何百回でもイカセテあげるよ♪」
「ユ、ユ・・ウキくん・・・そいつのいうこと、聞いちゃ、だめ・・・!」
重苦しい呼吸とともに、ユカリは一言一言を搾り出す。
「アハハハ、これはこれは♪またずいぶんと辛そうね。」
ミカはぎゅっとユウキのペニスを挟みこむ。
そのまま左右の脚を交互に前後させ、揉むような動きでペニスを擦りつける。
「はーい♪どうですか〜?気持ちよくなってくるよね〜?」
言い終わると、今度は腰も動かして脚と股で男根を扱く。
「どんどん精液出したくなるでしょ?すぐにも、ドピュドピュッてしたいでしょ?でも、イクともっとユカリが弱くなるよぉ?」
ミカは両手をユウキのお尻にあてると、ガンガン腰を突きあげてくる。
両脚の動きも変わり、円を描くように太ももの内側に亀頭を閉じ込めてこねくり回す。
ペニスは何度もシャックリをするように透明な先走りを漏らしている。
「イ、いい、いいいいいいいい!」
「イキそう?イッちゃうの?」
ミカの問いかけに、ユウキは必死な様子で頷いた。
「うふふふっ、真っ白な気持ちいいお漏らししたいの?お漏らししちゃうと、大切なお友達がとっても弱っちゃうよ?」
ミカは腰の動きを小刻みにして、脚とブルマで竿を重点的に責めてくる。
「ハァッ、ハァハァ、アゥッ・・・!!」
「あんっ♪正義の味方がサキュバス相手にハァハァしちゃ、恥ずかしいよ?」
前立腺が快楽に痺れ、括約筋が緩む寸前、ミカの脚はぴたりと止まる。
「ア、ア、ああ・・・」
ユウキが待ち望んだ、射精の解放感が遠のく。
「アハハ、残念でした♪練習なんだから、少し我慢しなきゃね。」
「う・・うううう・・」
「ほんと、すっごく残念そうだね。でも、あと3回イッたらね、大事なお友達、死んじゃうよ?」
楽しそうな笑みを浮かべるサキュバス。
「あたしの脚で何度オナニーしてもいいけど、ユカリの顔があっという間に青くなるわよ♪」
「そんな、ひどい・・・あんなに気持ちいいのにっ・・・」
「3回といっても安全なのは2回までかしら。人間って弱いから、極端に衰弱すると頭に後遺症残ったりするの。」
ユウキはユカリのほうを向く。
彼女はうつ伏せになって、辛そうな様子でこちらを見ていた。
「脚でシコシコ練習して、後は一発本番勝負。それでどう?」
「分かった。本番で3分我慢すればいいんだ・・・」
「ユカリが変身を解けば、これ以上弱らなくて済むんだけど。ま、今の状態じゃ無理か。それはいいとして、続きしょっか♪」
ミカは、最初から小刻みに腰を揺すり、太ももの腹で亀頭を揉みしだいてくる。
10秒、20秒と経つうちに、男性器に快楽が刻み込まれ、ユウキの性的興奮が高まってしまう。
「ここでチュってすると、すぐイキそうになるから我慢するんだよ?」
「き、気持ちいいですっ!!!!」
「脚で擦るか、本番するか、毎晩すっごく悩むようになるわよ♪」
「あっ!?あ、あ、いい、い、い、いい!」
「出る?出ちゃう?サキュバスの脚で、また精子搾られちゃうの?」
ミカは両腕でしっかりとユウキを捕まえ、腰と脚を激しく使ってペニスを責める。
挿入以上の快楽が得られる非挿入プレイに、ほぼ童貞のペニスは、あっさりと音を上げた。
「く、くぅ〜っ!」
甘美な痺れがペニスの根っこから先端へ広がったかと思うと、鈴口から次々と白い精が飛び出してくる。
ブビュッ!
ビュ!
ドブっ!
ゼリーのような大きめの塊がペニスの先端から漏れ出す。
ブリュッ!
ビュ!ビュ!ビュ!
断続的に打ち出されるそれは、ミカの黒タイツに当たったり、シーツの上にかかったりする。
「あはあっ!!!!!」
強すぎる快楽に、ユウキの体はくの字に反った。
直後、がくりとミカの上に崩れ落ちる。
「あら、まあ・・・」
ミカはきょとんとして、失神した彼氏を見つめた。
「こんなに悦んでもらえるなんて、光栄だこと。」
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