『色恋の神殿』のパラメータ

新作『色恋の神殿』の主人公の状態を示すパラメータは、現在2種類を考えています。
1つは『好意』、もう1つは『フェロモン汚染』です。
前者はいつものやつですので、後者についてヒロインの設定等も交えて解説したいと思います。

前回のブログでご紹介したヒロインは『マナ』ちゃんという名前で、姓がありません。
なぜか?
彼女は、神殿の地下に潜むウツボカズラ状の怪物の疑似餌部分だからです。
言ってみれば、海に住むチョウチンアンコウのチョウチンなんです。
マナちゃんとチョウチンの大きな違いは、本体につながる器官が存在しない点です。
そもそも『マナ』という名前自体も、主人公の精神を読み解くことで獲得した固有名詞に過ぎず、本名ではありません。
そんな疑似餌のマナちゃんですが、狙った男だけに効く特殊なフェロモンを常時発散しています。
したがって、2人で一緒に過ごすだけで主人公はフェロモンに暴露され、あらゆる神経が蝕まれて(ウツボカズラ怪物の都合の良いペットに堕ちて)いくことになります。

ウツボカズラ怪物的には主人公とつがいになって、たくさん卵を孵化させることを目的としているため、マナちゃんはやたらと迫って愛を求めてくるわけです。

そんなこんなでフェロモンに晒されまくっていると、どんどん逆らえなくなってしまうみたいな展開を考えています。
それとは別にマナちゃんへの恋愛感情も日増しに膨らんでしまい・・・といった感じで、『好意』と『フェロモン汚染』の大小によって、結末がいくつか分岐する仕様を考えています。

どういう分岐ルートであっても結婚と受胎のイベントは必ず通るようにするつもりです。
地上であっはんうっふん、キャッキャウフフしてる最中に、神殿の地下でバカでかいウツボカズラの怪物が洞窟の壁に卵管押し付けて、ブリュリュリュ!ってキモい液体とともに禍々しいなにかを産み付ける・・・みたいなシーンを実装・・・するかどうかは不明ですが、そういうのが好きな自分にとっては実用性の高い作品になる気がします。

次回の更新ではマナちゃんのバニー形態をご紹介する予定です。