戦闘システムの棒攻撃

偽ヒロの戦闘システムですが、仕様の見直しにあわせてプログラムの修正を掛けているところです。
その最中に戦闘システムを動作させてみたところ、主人公が(チン)棒攻撃を行った際、敵が何もしないという不具合が出てきました。
確か昨年春の記憶では、主人公がチン棒を使ったターンは、敵が汎用連続技を浴びせてくる仕組みになっていたはず・・・
例えば、こんなシーンの直後に敵ヒロインが連続技を浴びせてくるはずなのです。

しかし実際には敵が行動をスキップして、また主人公の行動フェイズになってしまいます。

どういうこと?
プログラムを追ってみて分かったのですが・・・
そもそも敵の行動処理が未完成の状態でした。
通常攻撃と連続技は動作する状態ですし、必殺技も仮のテキストで動作しているのですが、主人公の棒攻撃に対する敵の行動は、テキストを変数に代入するだけでウィンドウ表示処理もダメージ計算も皆無でした。
そういえばよくよく思い出してみれば、棒攻撃は後回しになっていた気がします。
作った気になっていただけみたいです・・・

今晩は戦闘の仕様を詳しく書き出しながら、各処理の進捗状況を改めてチェックしていくつもりです。

なんとか月内に動作する戦闘サンプルを公開できればいいのですが、2月にずれ込むかもしれません。

戦闘システムのクリッカブルマップ(3)

『偽ヒロ対代ヒロ』の戦闘システムの見た目はこんな感じになります。

本作ではヒロインに勝つことはできず、必ず負かされてしまいます。
ですのでヒロイン側のHPはなく、主人公の興奮度と快楽度のゲージが上部に表示されています。
また、本作はリアルタイム制ではないので画面左右の行動ゲージもありません。
『淫姫対学生』と同じようなターン制になります。

攻撃目標として選択できるのは、背景を含めて全部で10箇所になります。
マウスカーソルを身体の各部位に重ねると、次のようにハイライトされます。

顔に重ねると・・・

服の上側時。

服の下側時。

右腕を選択時。

右脚を選択時。

ここでは省略していますが、胸や股間も選べますのでご安心ください。
過去作に比べて、部位の選択がだいぶ見栄えよくなっているのではないかと思います。
今回ご紹介した偽麻優歌の画像は、サークル蒼桜の鈴輝桜さんに描いて頂いています。
鈴輝桜さんのCi-enのページでは昨年11月に新作の進捗を報告されていますので、是非チェックしてみてください!

今週は主に戦闘プログラムの修正と不要部分の削除を進めていきます。
実はいまだに『姫人形対勇者』の記述とか残っていて、リアルタイム制からターン制への移行を期に、今回削除しようと思っています。
また、今のところ戦闘終了の部分が欠落しています。
主人公が敗北しても敗北判定がでない状況ですので、来週はその辺の作り込みを進める予定です。

令和6年能登半島地震のお見舞い(と新年のご挨拶)

まず、1/1 16時に発生した石川県能登半島地方を震源とする地震に被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
また、余震の続く状況においても被災地で夜通しの救助活動や設備の復旧作業や輸送業務に従事されている皆様に深く感謝申し上げます。
余震については、まだ大きなマグニチュードの地震が発生する可能性があるため、何よりもまずご自身とご家族の安全を確保していただくようお願いいたします。

2011年3月の東日本大震災では津波による損害が大部分でしたが、今回は直下型とのことで、揺れによる建物と地盤の被害が大変大きいように思います。
被災地では明日明後日と雨との予報ですので、弱った地盤と建物、緩んだ裏山の斜面の様子に十分ご留意頂き、引き続き安全確保に心がけて頂くようお願いいたします。

[地震保険]
比較的被害の少なかった地域の皆様は、すでに室内の片付けを済ませていらっしゃる方も多いかと思います。
地震保険に加入されているのであれば、早めに家財(割れた皿、壊れた家電など)と建物の損傷状況を写真で記録しておくのがよいと思います。
後日地震保険の申請書を書く際には被害状況の写真集が必要となりますので、ひとまず家のなかが片付いたあたりで家財と建物の状況を撮影しておけば、地震保険の対応が楽になります。
地震のあった当日はとても地震保険どころではありませんが、損傷した家財は早々にゴミとして廃棄されてしまうため、早めに撮影しておくのがよいと思います。
家屋の損傷状況の写真も、保険の申請で必須となります。
写真を取る際は窓や換気口などの開口部の四隅と、基礎部分に注意して撮影してください。
基礎は位置が低いため注意が向きにくいですが、損傷が大きい場合があります。
また、開口部の四隅は亀裂が発生しやすいようです。

[外壁補修]
もし地震による壁の亀裂にお悩みでしたら、シーリング材として変性シリコン製の製品を推奨いたします。
通常のシリコン製のシーリング材で亀裂を埋めてしまうと、後日塗装の際に塗料がなかなか乗らず、プライマを使っても苦労する場合があります。
しかし変性シリコンなら塗装に苦労することはありません。
値段もほぼ変わらないので、特に外壁面へのシーリング材には変性シリコン製をお勧めします。
自分はおととしから昨年にかけてオートンアドハー3500をプライマなしで打設しましたが、値段的にはちょっと高上がりになってしまいました。
ただ仕上がりと強度は問題ない印象でした。

シーリング材の他にも、因幡電工のAP-200-Wのような油の浮かないパテを使って埋める方法もあります。
AP-200-Wは昨年12月に使って現在まで様子を見ていますが、白い壁に油を吹くことも剥離することもなく、本日まで問題なく粘着している状態です。
ちょっとした壁面の亀裂程度であれば、かなりの部分素人でも対応できます。

[内壁補修]
地震の後に室内が寒く感じるようになった場合、家屋が傾いて窓枠(フレーム)と内壁の間に隙間が生じている可能性があります。
その隙間から入ってくる冷気(隙間風)が室内の寒さの原因です。
自分はセメダインのウッドシールを使ってこういった隙間を塞いでいます。
色が各種あるのでフレームか壁紙にあわせて選ぶことができます。
部屋の隅(壁と壁が90度で組まれている箇所)も、家に傾きがあると壁と壁に微妙な隙間ができて隙間風が入るようになります。
家の傾きを直すことはできませんので、根気よくこういった隙間を埋めていく他ありません。
前述の変性シリコン製のシーリング材もそうですが、セメダインのウッドシールは、ノズルに口径ぴったりの棒を差し込んでガムテープで巻いて付属のキャップをして保管すれば、半年近く使用することができます。

それでは、2024年もソンム製作所をよろしくお願いいたします。

戦闘システムのクリッカブルマップ(2)

『偽ヒロ』のエロ戦闘の「偽麻優歌・体操服」で部位を選択したときのハイライト画像の準備が終わりました。
とりあえず頭部はこんな感じです。
顔ハイライト
前回の記事で「服は下腹部のみ。『ふく』だけにな!」とか書いたんですが、その後工数を増やさず上半身部分の領域を追加できることが分かったため、「服・下腹部」と「服・上半身」の領域を準備することにしました。
下は「服・下腹部」と「服・上半身」のハイライト画像を2つ一緒に表示したものです。
服ハイライト
この調子なら1月の第一週でエロ戦闘シーン「偽麻優歌・体操服」の画面写真を公開できると思います。

このクリッカブルマップまわりの作業については、実は表に出てこない重要な要素があります。
それは作業時間です。
『淫姫』~『旅の仲間』までの戦闘システムの部位指定に比べると、今回のクリッカブルマップの作成は格段に作業時間が多いんです。
1戦闘で比較すると作業時間は大幅に増えています。
でもそれじゃあマズイんですよね・・・
『偽ヒロ』のエロ戦闘シーン用のCGは8枚。
CGにはそれぞれ変身コスチュームと別衣装の差分があります。
したがってエロ戦闘のCGは実質16枚になります。
今年の春に試行錯誤を繰り返しながら作った「麻優歌・変身ヒロイン」の場合は1週間近くかかり、今回は同じCGの「麻優歌・変身ヒロイン」「麻優歌・体操服」の2種類の準備で1週間かかりました。
春に比べて効率は2倍になっていますが、それでも作業時間と工数はかなり掛かっています。
これでは『偽ヒロ』が完成する頃には日が暮れてしまうわい・・・(?

ということで質を維持して作業時間を削減する方策を探すことにしました。
ここ2日ほど時間をとって、使っている某レタッチソフトの勉強をしていたところです。
その結果、むしろ質を上げて作業時間を大幅に削減する具体的な手法を確立することができました。

具体的な内容としては次のような話になります。
クリッカブルマップ作成の一番最初の作業では、1枚のイベントCG上にいくつも領域を作ってパーツ分けしていきます。
基本的には、この領域分けが終わってしまえば、あとは領域ごとを塗り潰すという作業でクリッカブルマップは作成できて、しかも各パーツを選択した際に使うハイライト画像(冒頭のピンクの画像)も同様の工程で作成できます。
塗りつぶしだけで各パーツごとの作業は完了できるはずなんです。理論的には。
ところが実際自分でやってみると、塗り潰しの際に領域から色が漏れ出したり滲んだりして、領域外まで着色されちゃうんですよね。
しかも領域内は領域内でなぜか色ムラがでたりする。
そんなバカな・・・
「領域内の塗り潰しを実行してるのに、なんでそんな挙動をするんだ」と理解に苦しみながらも、仕方なく手動でそれらの不具合を修正していました。
これが今年の春と、3日くらい前の状況です。
この、塗り潰しあとの不具合修正に無茶苦茶時間がかかります。
領域を拡大して、1ピクセル単位でチェックして塗ったり消したりしていくわけですから。
まずクリッカブルマップの各領域についてこの修正を行い、ハイライト画像でも同様の不具合がすべてのパーツで発生するため修正します。
メッチャ時間が掛かります。
これは私にとって大問題です。
このクリッカブルマップを使った戦闘システムは、『偽ヒロ』の後の作品でも相当期間使う予定だからです。
作品ごと、CGごとにこんなに時間をかけていたら、作品のリリース間隔が益々長くなってします。
そこで、「そもそもなぜ領域からはみ出すのか」という根本的な問題から調べることにしました。
そして無事問題の出処を突き止めることができました。
あわせて対策も見つけ、「領域内のみを自動でくまなく塗る」作業が簡単にできるようになりました。

これで、最初の作業であるイベントCGの領域分けさえ終えれば、あとは時間も手間も掛けずに残りの工程を消化できます。
『偽ヒロ』より後の作品でも必須となる作業ですので、この発見は大きな前進です。
春の作業と比較したら何十倍か、下手したら三桁の効率アップです。
いやはや、自分の道具を勉強するって大事ですね。
今回のことを通じて痛感させられました。

年内はもう一度ブログを更新する予定です。
年末なので気楽に読める雑談寄りの話として、キャラクターデザインの話を書こうかと思っています。
アレです、この間書いた本当はキモいうちのヒロインの話みたいなやつです。
年末ですからね。(?

俺・・・
この作業が終わったら、年末年始はじっくり休むんだ・・・

戦闘システムのクリッカブルマップ

『偽ヒロ』のエロ戦闘の麻優歌(体操着)のクリック領域分けがこんな感じで完成しました。
麻優歌(体操服)
今年の春に試験的に作った下の領域分けは戦闘コスチューム用で、かなり細かくクリック領域を分けていましたが、これだと1つの戦闘の下準備で相当な工数を要するため、見直しをかけて簡素化しました。
戦闘1のクリッカブルマップ
まあ、これだと全部の戦闘シーン作るだけで軽く2ヶ月以上かかりますね・・・

見直し後のエロ戦闘のクリック領域は、全部で9箇所に分かれています。
・顔
・右腕
・左腕
・胸
・股間
・服(下腹部)
・右脚
・左脚
・背景
上の麻優歌(体操着)のクリック領域のなかで、胸元から肩にかけて白で塗りつぶされていますが、この箇所はクリックしても反応がない領域です。
「服」の判定はその他の衣装との関係で股間から上、おっぱいから下の下腹部の領域に集約しました。
本作においてはこの9箇所のクリック可能箇所を使ったエロ戦闘システムを組んでいきます。
1月初旬に実際の戦闘画面を公開できるように進めていく予定です。

『僕は(後編)』の差し替えと『偽ヒロ』の開発再開について

まず、『僕は(後編)』の更新情報のお話です。
本日DLsite様に差し替えして頂き、第2版となりました。
目でわかる点としては挿絵3枚が追加されていますので、すでに購入された方は、お手数をおかけすることとなり恐縮ですが、更新版をダウンロードして頂ければ幸いです。
挿絵は、レオタード本番、ドレス本番、黒タイツスク水モモズリとなります。
さしあたって、このアップデートで更新作業は終了となります。
前編・後編とも、もし何か必要性が生じた場合は更新をかけますが、とりあえず本作に関する作業は一旦終了となります。

続いて『偽ヒロ』のお話です。
昨晩から戦闘システムの制作作業を再開しました。
週末あたりにもう一度記事を出せればと思っています。
できれば1月中戦闘サンプルを公開したい・・・
サンプルには体操服麻優歌を登場させる予定です。

『偽ヒロ』の製品紹介はこちらをご覧ください。
3年か4年前に書いた紹介記事なので、ところどころ更新が必要な情報がある点については何卒ご容赦のほどお願いいたします。
年末までに修正をかける予定です。
体験版未満の『偽ヒロ序章』もダウンロードできます。

充電中です・・・

『僕は世界を守れませんでした。(後編)』について、発売から約2週間で売上本数が100本を超えました。
購入してくださった皆様、誠にありがとうございました。

当方は全くの素人ではありますが、にも関わらず小説作品でこのような売上を出せたのは、ひとえに本作を購入して下さった皆様のおかげです。
今後は本作の経験を作品造りに活かすとともに、売上本数と皆様からの貴重な評価を制作作業の励みとさせていただきますので、今後も引き続きソンム製作所をお引き立て賜りますようお願い申し上げます。

『僕は(後編)』は、週明け頃からアップデートの作業に入ります。
以前から書いていたとおり、しおりのズーム倍率の修正の他、少し手を加えたいと思っています。
できれば来週後半に委託販売先様に登録申請しようと思います。

それで、現在は何をしているのかと言いますと・・・
休息しています。
9~11月は余暇の時間をほとんど『僕は(後編)』に割り当てていたので、今になって一息ついてる感じですね。
あと今秋は家族が病気で倒れたり事故に巻き込まれたり、トラブル続きで気疲れしたというのもあります。
今年はなんかやたら秋にトラブルが集中して、
「『僕は(後編)』の完成とか無理じゃね?」
って思った時期もあるんです。
いやマジで。
それくらい今秋はヤバかったです。
ほんとヤバかった。
『僕は』が未完なら当然『偽ヒロ』にも進めないわけで・・・
幸いにも、降り掛かったトラブルをなんとか乗り越え、『僕は(後編)』を世に送り出すことができました。
まあ10年も同人作品を作ってると、いい年はなくても悪い年は結構出てきますよね。
2021、22年は2年連続で大きな地震が来て、家の補修に労力を割かねばならなかったし。

さてさて。
この冬は『偽ヒロ』の制作を再開させるわけですが・・・
その前に、こうして休んでバッテリーを満充電状態にしておこうというわけです。

『僕は世界を守れませんでした。(後編) 』の執筆が終わりました。

『僕は(後編)』の執筆が終わりました。
予定どおり明日から推敲作業です。
でもやっぱり、月内の発売は厳しい気がします。

(作者的に)気になる文字数は15万字を超えました。
前編が13万字なので前後編で28万字。
ライトノベル仕様で考えると、3~4冊分になるのではないかと思います。
前編は姫ドレスエッチと匂わせチラバレ主体、後編は怒涛のコスプレ、ボコられ、モロバレコンボということで、割と変化のある作品となっています。

次回の更新では、エロごとの概算文字数を調べてみるつもりです。
エロの分量は結構多いはずなのでお楽しみに!

『僕は世界を守れませんでした。(後編) 』を執筆中です。(9)

原稿の執筆は最後のエロシーンであるボコられ+エッチが終わりました。
昨晩からは大変キモ(ちい)い相手との本性バレエッチのシーンを書いています。
エピローグ部分も含めて週明けには後編そのものの執筆作業は終わる見込みです。
ちょっと月内の発売は厳しくなってきました。

というのも・・・
今週は家族の持病が再発してしまい、通院も含めてイレギュラーなことがあり、あまり執筆に集中することができませんでした。
幸い家族の病気はかなりの軽症で済んで、日に日に快復に向かっていますのでホッとしているところです。
ただ気疲れといいますか、昨日から私自身の疲労がどっと出てへばっていました。

もう少しで小説の執筆工程が終わるというこの時期に・・・
予想外のこともあるもんですね。

【偽ヒロ】戦闘システムの制作スケジュール

今月は小説の進捗報告が続きそうなので、偽ヒロについて少し書きたいと思います。
今年4月まで作り込みを進めていた偽ヒロの戦闘システムは、12月中旬頃を目処に制作を再開する予定です。
裏を返すと、小説『僕は(後編)』関係の作業が発売後もそのあたりまで入りそうだということです。
戦闘システムの制作再開後は、早期にサンプルを公開するつもりです。
遅くとも来年2月には動く形で公開したいですね。
それを何回かアップデートする形で、体験版と同等レベルの完成度にもっていきます。
戦闘1シーン単体の敗北描写がまるまる楽しめる、そんなサンプルにしたいところ。
ちなみに戦闘サンプルのキャラは決まっていて、麻優歌の体操着姿になる予定です。
以前から書いているとおり、本作の戦闘はクリッカブルマップを採用しているので、今までのようなハートマークをクリックするのではなく、絵を直接クリックできるようになっています。
おさわり感の面でだいぶ進歩していますので、期待していただければと思います。

とりあえず、戦闘終了の判定と処理を作ればだいぶ動くようになるので、サンプルの最初のバージョンは、それほど時間を掛けずに作れると思います。

小説作品の主な作業は今月中に終わり、来月は後片付け的な内容となりますので、先を見据えて偽ヒロの制作再開に備えていきます。
あとあれだ、シュガーSのWin11対応検証もしないといけませんね・・・